failbackpprc

failbackpprc コマンドは、ミラーリングの再開に必要なデータをソース・ボリュームからターゲット・ボリュームにコピーします。 このコマンドは、通常、サイト A (ローカル・サイト) からサイト B (リモート・サイト) へのミラーリングを再始動するために failoverpprc コマンドを発行した後で使用されます。

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>>-failbackpprc--+-------------------------+-------------------->
                 '- -dev--storage_image_ID-'   

>--+-------------------------------+-- -type--+-mmir-+---------->
   '- -remotedev--storage_image_ID-'          '-gcp--'   

>--+----------------+--+----------------+--+-----------+-------->
   '- -srcss--ss_ID-'  '- -tgtss--ss_ID-'  '- -cascade-'   

>--+-----------+--+-------------+--+----------------+----------->
   '- -suspend-'  '- -tgtonline-'  '- -resetreserve-'   

>--+-----------+------------------------------------------------>
   '- -tgtread-'   

>--+-SourceVolumeID:TargetVolumeID--+-------+-+----------------><
   |                                '-. . .-' |   
   '-" - "------------------------------------'   

パラメーター

注:
  1. failbackpprc コマンドは、任意のリモート・ミラーに対して発行することも、1 次延期状態になっているコピー・ボリュームに対して発行することもできます。フェイルバック処理では、ミラーリングの再開に必要なデータをソース・ボリュームからターゲット・ボリュームにコピーします。
  2. メトロ・ミラー (同期) ペアは、 グローバル・コピー (拡張距離) ペアとして再設定する前、またはその逆の場合に、 中断する必要があります。
  3. サブシステム ID (SSID) を指定すると、ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームは、ソースについて 1 つの LSS、ターゲットについて 1 つの LSS に制限されます。
-dev storage_image_ID
(オプション。)製造メーカー、タイプ、およびシリアル番号を含むソース・ストレージ・イメージ ID を指定します。Source_Volume_ID:Target_Volume_ID パラメーターにより定義されるソース・ボリューム ID について、 ストレージ・イメージ ID を含むソース・ボリューム ID に完全修飾 ID が指定されていない場合は、このパラメーターが必要になります。
注: failbackpprc コマンドを使用するには、このパラメーターが役割交代を反映している必要があります。このパラメーターの値は、修復済みで、かつ再度 1 次実動場所になる準備ができているオリジナル 1 次サイトでなければなりません。 たとえば次のとおりです。
  • オリジナル 1 次サイト (サイト A) には、ボリューム 0100、0101、0102、および 0103 を伴う値 (1750) IBM.1750-68FA120 があります。
  • オリジナル 2 次サイト (サイト B) には、ボリューム 0200、0201、0202、および 0203 を伴う値 (1750) IBM.1750-68FA150 があります。
  • 次の failbackpprc コマンドは正しいコマンドです。

    (1750) dscli>failbackpprc -dev IBM.1750-685FA120
    -remotedev IBM.1750-68FA150
    0100:0200 0101:0201 0102:0202 0103:0203

-remotedev storage_image_ID
(オプション。)製造メーカー、タイプ、およびシリアル番号を含むターゲット・ストレージ・イメージ ID を指定します。-remotedev パラメーターは、SourceVolumeID:TargetVolumeID パラメーターによって定義される ターゲット・ボリューム ID が含まれているリモート・ストレージ・ユニットを識別します。 -remotedev パラメーターは、完全修飾ターゲット・ボリューム ID が指定されていない場合、-dev パラメーターが使用されている場合に必要です。
注: failbackrpprc コマンドを使用するには、このパラメーターが役割交代を反映している必要があります。このパラメーターの値は、オリジナル 2 次サイトでなければなりません。 たとえば次のとおりです。
  • オリジナル 1 次サイト (サイト A) には、ボリューム 0100、0101、0102、および 0103 を伴う値 (1750) IBM.1750-68FA120 があります。
  • オリジナル 2 次サイト (サイト B) には、ボリューム 0200、0201、0202、および 0203 を伴う値 (1750) IBM.1750-68FA150 があります。
  • 次の failbackpprc コマンドは正しいコマンドです。

    (1750) dscli>failbackpprc -dev IBM.1750-685FA120
    -remotedev IBM.1750-68FA150
    0100:0200 0101:0201 0102:0202 0103:0203

-type mmir | gcp
(必須。)1 つ以上の既存リモート・ミラーおよびコピー・ボリューム関係をメトロ・ミラー (同期) 関係またはグローバル・コピー (拡張距離) 関係のいずれかに変更します。
mmir
メトロ・ミラーは、更新がターゲットにコミットされると、入出力書き込み完了状況をアプリケーションに戻して、一貫性のある方式でリモート・ミラーおよびコピー関係を維持します。 ソースとターゲットの物理的な距離が遠くなるほど、この処理は遅くなります。
gcp
グローバル・コピーは非同期方式でリモート・ミラーおよびコピー関係を維持します。更新がソースにコミットされると、入出力書き込み完了状況がアプリケーションに戻されます。 ターゲット・ボリュームに対する更新は、後で実行されます。元の更新順序は厳密に維持されるわけではありません。
-cascade
リモート・ミラーおよびコピー・ターゲット・ボリュームを、別のリモート・ミラーおよびコピー・ボリューム関係のリモート・ミラーおよびコピー・ソース・ボリュームにも設定できるように指定します。
-suspend
(オプション) タスク完了時に、リモート・ミラーおよびコピー関係が中断されるように指定します。
注:
  1. このパラメーターはグローバル・コピー (拡張距離) リモート・ミラーおよびコピー・ボリューム関係では無効です。
  2. このパラメーターは、アクティブな「No Copy (コピーしない)」オプションを使用して確立されたメトロ・ミラー (同期) リモート・ミラーおよびコピー・ボリューム関係では無効です。
-tgtonline
(オプション) ターゲット・ボリュームがホスト・システムに対してオンラインになる場合も含め、リモート・ミラーおよびコピー・ボリューム関係が確立されるように指定します。
注: このパラメーターは S/390 または zSeries ボリュームにのみ適用されます。オープン・システムのボリュームには適用されません。
-resetreserve
(オプション) 2 次論理サブシステムのボリュームが別のホストで予約されている場合に、リモート・ミラーおよびコピー関係が確立されるように指定します。 このパラメーターが指定されておらず、2 次論理サブシステムのボリュームが予約されていない場合、このコマンドは失敗します。
注: このパラメーターは、固定ブロック・ボリュームにのみ適用されます。
-tgtread
(オプション) ホスト・サーバーがリモート・ミラーおよびコピー・ターゲット・ボリュームから読み取りできるように指定します。ホスト・サーバーが ボリュームを読み取るには、リモート・ミラーおよびコピー・ペアが全二重状態である必要があります。
注: このパラメーターは、オープン・システム・ボリュームにのみ適用されます。
-srcss ss_ID
(オプション。)1 次論理サブシステムのサブシステム ID を 0x0001 - 0xFFFF 形式で指定します。
この値は IBM System Storage™ Enterprise Storage Server バージョン 2.4.0 および 2.4.1 の場合に必須です。
注: ソースとターゲットのボリュームは、ss_ID を指定すると、 ソースについて 1 つの LSS、およびターゲットについて 1 つの LSS に制限されます。
例: 0010
-tgtss ss_ID
(オプション。)2 次論理サブシステムのサブシステム ID を 0x0001 - 0xFFFF 形式で指定します。
この値は IBM System Storage Enterprise Storage Server バージョン 2.4.0 および 2.4.1 の場合に必須です。
注: ソースとターゲットのボリュームは、ss_ID を指定すると、 ソースについて 1 つの LSS、およびターゲットについて 1 つの LSS に制限されます。
例: 0010
SourceVolumeID:TargetVolumeID . . . | -
(必須。)フェイルバック処理を行うソースとターゲットのボリューム・ペアの、リモート・ミラーおよびコピー・ボリューム・ペア ID を指定します。元の値 (災害前) は、A ボリュームに等しいソース・ボリューム ID と B ボリュームに等しいターゲット・ボリューム ID とともに戻ります。
このパラメーターは、ストレージ・イメージ ID を含む完全修飾ボリューム ID、または -dev パラメーターが指定されている場合はストレージ・イメージ ID を含まない短縮バージョンを指定できます。複数のリモート・ミラーおよびコピー・ペア ID はスペースで区切る必要があります。
リモート・ミラーおよびコピー・ボリューム・ペア ID は、2 つのボリューム ID で構成されます。 1 つはリモート・ミラーおよびコピー関係のソース・ボリュームとして、もう 1 つはターゲット・ボリュームとして指定されます。リモート・ミラーおよびコピー・ペア ID の 2 つのボリューム ID は、コロンで区切る必要があります (スペースは含めません)。 最初のボリューム ID はソース・ボリュームです。 2 番目のボリューム ID はターゲット・ボリュームです。
ボリューム ID は、XYZZ の形式の 16 進数字 4 桁で表すことができる 32 ビットの番号です。ここで、X はアドレス・グループ (0 から 1)、XY の組は論理サブシステム番号 (00 から 1E (1750 の場合))ZZ はボリューム番号 (00 から FF) です。
ダッシュ (-) を指定した場合は、このパラメーター情報が自動的に指定されます。
完全修飾ペアの例: IBM.1750-68FA120/0100:IBM.1750-68FA150/0100
複数のペアの例: 0101:0101 0102:0102 0103:0103

例 (1750)

failbackpprc コマンドの起動
dscli>failbackpprc -dev IBM.1750-68FA120 -remotedev IBM.1750-68FA150
 0100:0100 0101:0101  0102:0102 0103:0103
結果出力
Date/Time: Sun Aug 11 02:23:49 PST 2004 IBM DS CLI Version: 5.0.0.0  
DS: IBM.1750-68FA120

Remote Mirror and Copy pair IBM.1750-68FA120/0100:IBM.1750-68FA150/0100
 successfully failed back.
Remote Mirror and Copy pair IBM.1750-68FA120/0101:IBM.1750-68FA150/0101
 successfully failed back.
Remote Mirror and Copy pair IBM.1750-68FA120/0102:IBM.1750-68FA150/0102
 successfully failed back.
Remote Mirror and Copy pair IBM.1750-68FA120/0103:IBM.1750-68FA150/0103
 successfully failed back.
関連タスク
failoverpprc および failbackpprc コマンドの使用
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lsavailpprcport
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