FlashCopy 関係のバックグラウンド・コピーの開始

このタスクでは、ソース・ボリュームからターゲット・ボリュームにデータをコピーできる FlashCopy® ボリューム・ペアを作成します。

nocp パラメーターを使用せずに FlashCopy コマンドを発行すると、FlashCopy 関係は確立されますが、バックグラウンド・コピーのキューに入れられます。特定の関係のバックグラウンド・コピーが開始する正確な時刻は、バックグラウンド・コピーを既に開始した FlashCopy 関係の数、または開始を待機している FlashCopy 関係の数によって決まります。バックグラウンド・コピーが開始すると、FlashCopy ボリューム・ペアの状態は、「バックグラウンド・コピー実行中」として示されます。

バックグラウンド・コピーによって、ソース・ボリュームのすべてのデータがターゲット・ボリュームに物理的にコピーされます。FlashCopy ペアが確立された後、すべてのソース・トラックがターゲット・ボリュームに物理的にコピーされると、FlashCopy 関係が自動的に撤回されます (FlashCopy 関係を確立したときに persist パラメーターを使用して永続として指定した場合を除く)。
注: 実際に物理的なコピーにかかる時間は、コピーされているデータおよびストレージ・ユニット上で行われている他のアクティビティーの量によって異なります。lsflash コマンドを発行して、それぞれの FlashCopy 関係の状況情報を確認することにより、コピーが完了する時期をモニターできます。

DS CLI コマンドを使用して FlashCopy 関係を作成するには、次の手順で行います。 このタスクのコマンド例は、2 つの形式で示されます。最初の形式は、コマンドに必要な情報のタイプを示します。2 番目の形式は、コマンドと変数の宣言済み値の例です。

  1. nocp パラメーターを指定せずに mkflash コマンドを発行して、ソース・ボリュームからターゲット・ボリュームにデータをコピーできる FlashCopy 関係を作成します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、mkflash コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。

    dscli>mkflash -dev storage_image_ID sourcevolumeID:targetvolumeID

    dscli>mkflash -dev IBM.1750-68FA150 0001:0004
    注: -dev storage_image_ID パラメーターのストレージ・ユニットを指定します。 このパラメーターは、ソースとターゲットのボリュームについて完全修飾 ID を指定せず、プロファイル・ファイルで devid 変数に値を指定しない場合に必要です。

    作成された正常な FlashCopy ペアごとに確認メッセージが出されます。

  2. lsflash コマンドを発行して、それぞれの FlashCopy 関係の状況情報を確認します。 FlashCopy 関係ごとに詳細レポート (-l パラメーターを使用する場合) が表示されます。DSCLI のコマンド・プロンプトで、lsflash コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。

    dscli>lsflash -dev storage_image_ID -l SourceVolumeID:TargetVolumeID

    dscli>lsflash -dev IBM.1750-68FA150  -l 0100:0100

    FlashCopy 関係についての詳細レポートを表示するには、-l パラメーターを使用します。

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