リモート FlashCopy トランザクションの作成

リモート FlashCopy® コマンドを使用して、ターゲット (リモート) サイトでリモート FlashCopy (ESS 2105 上ではインバンド FlashCopy) を作成するには、このタスクを完了します。

リモート FlashCopy 操作を処理できるのは、DS CLI を使用する場合のみで、DS Storage Manager では処理できません。 (一部のリモート FlashCopy 操作では、最初にパスとボリューム・ペアを作成する必要があります。これらの要求は、DS Storage Manager または DS CLI のいずれかを使用して発行することができます。)

ターゲット・サイトで FlashCopy 関係を確立するために、リモート FlashCopy コマンドは、ソース (ローカル) ストレージ・ユニット上のリモート・ミラーおよびコピー・ボリューム・ペアのソース・ボリュームに対して発行され、パスを介して (コンジットとして機能します) ターゲット・ストレージ・ユニットに送信されます。これによって、FlashCopy 関係の管理のためだけにターゲット・サイトとネットワーク接続する必要がなくなります。

制限: リモート FlashCopy コマンドは、ターゲット・サイトへのネットワーク接続が失われた場合に、ターゲット (リモート) サイトで FlashCopy 関係を確立します。リモート FlashCopy 操作は、ソース・サイトとターゲット・サイトの両方へのネットワーク接続が必要であるため、DS Storage Manager を使用する場合はサポートされません。 ターゲット・サイトへのネットワーク接続が失われると、DS Storage Manager はターゲット・サイトに接続できません。ステップ 1 と 2 で DS Storage Manager または DS CLI を使用するかどうかにかかわらず、ステップ 3 を DS CLI から 実行する必要があります。
注: DS CLI からすべてのステップを実行することができます。 詳細は、『リモート FlashCopy (インバンド) トランザクションの処理』で説明します。

以下の例は、リモート FlashCopy 操作を作成するのに必要なステップを説明しています。

  1. ソース LSS とターゲット LSS の間のパスを作成します。 たとえば、IBM®.1750-1300861 および IBM.1750-1300871 です。 要求を発行してパスを確立する前に、使用可能なボリュームをわかっている必要があります。
  2. ソース LSS からターゲット LSS へのメトロ・ミラー・ボリューム・ペアを作成します。 たとえば、LSS22 からボリューム 2200 (IBM.2107-1300861/0001)、および LSS22 からボリューム 2A00 (IBM.2107-1300871/0001) を作成します。
  3. ソース・ボリュームとしてボリューム B、ターゲット・ボリュームとしてボリューム C を使用してターゲット・サイトでリモート FlashCopy 操作を使用可能にします。 ターゲット・サイトのネットワーク接続が失われたとします。ボリューム B からボリューム C への FlashCopy 関係を作成できます (両方ともターゲット・サイトのボリューム)。ただし、ターゲット・サイトへの接続が失われているため、このステップでは DS Storage Managerを使用することはできません。
ステップ 1 と 2 を DS Storage Manager (この時点ではソース・サイトとターゲット・サイトの両方のストレージ・ユニットへの接続が使用可能) から実行し、ボリューム・ペア間のメトロ・ミラー関係が存在したままであると想定します。リモート FlashCopy 操作を作成するには、次の例のようなコマンドを使用して、DS CLI からステップ 3 を実行する必要があります。(対話式コマンド・モードで DS CLI にログインする必要があります。)
注: リモート・ストレージ・ユニット上の新規リモート FlashCopy 関係のコンジット LSS としてローカル・サイトの LSS 22 を使用します。これで、ソースとしてボリューム 2A00 が使用されます。ターゲットは、リモート・ストレージ・ユニット上の他の任意のボリュームを使用できます (この例では 2A01)。

dscli>mkremoteflash -dev IBM.2107-1300871 -conduit IBM.2107-1300861/22 2A00:2A01

ここで、
-dev
製造メーカー、タイプ、およびシリアル番号を含むストレージ・ユニット ID を指定します。
-conduit LSS_ID
(必須) ターゲットのストレージ・ユニットとの通信のコンジットとして使用される、既存のリモート・ミラーおよびコピー関係のソース LSS を示します。source_volume_ID:target_volume_ID で指定されるソース・ボリューム ID は、コンジット LSS ボリュームの 1 つがソース・ボリュームとして機能するリモート・ミラーおよびコピー関係内のターゲット・ボリュームでなければなりません。ストレージ・ユニット ID を含む完全修飾 LSS ID を指定できます。
source_volume_ID:target_volume_ID
(必須) 指定された ID を持つソースとターゲットのボリューム・ペアのリモート FlashCopy 関係を確立します。ストレージ・イメージ ID を含む完全修飾ボリューム ID、または -dev パラメーターが指定されている場合はストレージ・ユニット ID を含まない短縮バージョンを指定できます。FlashCopy 関係の ID は、スペースで区切ってください。

コマンドを正しく入力すると、このレポートが表示されます。

Date/Time: February 7, 2005 4:29:42 PM IST IBM DSCLI Version: 5.0.0.0 DS: IBM.2107-1300871 FlashCopy Pair ID 2A00:2A01 successfully initiated. Use the lsremoteflash command to determine copy completion.

次のコマンドを発行して、トランザクションが正常に処理されたことを確認します。

dscli>lsremoteflash -dev IBM.2107-1300871 -conduit IBM.2107-1300861/22 2A00:2A01

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