高速反転復元処理を使用した整合性の作成

このタスクでは、C ボリューム上にあるデータと同じ整合性のあるデータを B ボリューム上に作成します。 高速反転復元オプションを使用すれば、前の FlashCopy 操作のバックグラウンド・コピーが完了するのを待つことなく、FlashCopy 関係を反転させることができます。これは、グローバル・ミラーの災害時回復処理の 6 番目のステップです。

高速反転復元オプションを使用して FlashCopy ターゲット・ボリュームを反転し、整合性のあるデータを関連するソース・ボリュームにコピーして戻すことができます。この場合には、 オリジナル・ソースからオリジナル・ターゲットへのバックグラウンド・コピーの完了を待つ必要はありません。 次に、ボリュームをオンラインに変えてアプリケーションを開始することができます。

高速反転復元処理では、最後の整合性グループ形成以降に B ボリューム上で変更されたすべてのトラックのバックグラウンド・コピーを作成します。 この結果、B ボリュームは、C ボリューム上に存在したイメージと同じイメージになります。 ただし、この処理では FlashCopy 関係が終了するため、C ボリュームは使用不可となります。

-fast パラメーターを指定した DS CLI reverseflash コマンドを使用して、このタスクを完了します。 このコマンドの結果、以下の状態が生じます。
  • C ボリュームから B ボリュームへのバックグラウンド・コピーを開始します。
  • 変更記録なし。
  • 高速反転復元処理中は、B または C ボリュームに対して、入出力は許可されません。

C ボリューム上にあるデータと同じ整合性のあるデータを B ボリューム上に作成するには、次のステップを実行します。 このタスクのコマンド例は、2 つの形式で示されます。最初の形式は、コマンドに必要な情報のタイプを示します。2 番目の形式では、コマンドと変数の宣言済み値を示します。

reverseflash コマンドを発行して、C ボリューム上にあるデータと同じ整合性のあるデータを B ボリューム上に作成します。 DSCLI のコマンド・プロンプトで、reverseflash コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。

dscli>reverseflash -dev storage_image_ID -fast -tgtpprc source_volume_ID:target_volume_ID

dscli>reverseflash -dev IBM.1750-68FA150 -fast -tgtpprc
0200:0100
注:
  1. -fast パラメーターを使用して、バックグラウンド・コピーの完了前に reverseflash コマンドが処理されることを決定します。
  2. ソース・ボリューム ID は、C ボリュームに指定されている値です。 このボリュームのデータは、B ボリュームであるターゲット・ボリューム ID にコピーされます。
  3. -tgtpprc パラメーターにより、FlashCopy ターゲット・ボリューム (B ボリューム) をリモート・ミラーおよびコピー・ソース・ボリュームにすることができます。
  4. storage_image_ID パラメーターは、リモート・ストレージ・ユニットに割り当てられる値です。このリモート・ストレージ・ユニットは、フェイルオーバー・アクションの結果として 1 次ストレージ・ユニットになっています。
  5. バックグラウンド・コピーが完了するまで待ってから、次のプロセスに進む必要があります。
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