このタスクでは、A ボリュームのグローバル・コピー・フェイルバック処理を実行します。この処理では、サイト A のボリュームとサイト B のボリュームを再同期させ、サイト A (ローカル・サイト) からサイト B (リモート・サイト) へのミラーリングを再始動します。これは、フェイルバック・リカバリー処理における 6 番目のステップです。
フェイルバック・リカバリー処理の 5 番目のステップで説明しているフェイルオーバー処理は完了していなければなりません。
フェイルオーバー処理では、サイト A の全二重ターゲット・ボリュームが中断ソース・ボリュームに変換されます。サイト A のボリュームは、フェイルオーバー・モードで変更記録プロセスを開始します。
このタスクで説明しているフェイルバック処理は、プライマリー延期状態の任意のリモート・ミラーおよびコピー・ボリュームに対して発行できます。フェイルバック処理では、ミラーリングの再開に必要なデータをソース・ボリュームからターゲット・ボリュームにコピーします。
A ボリュームのフェイルバック処理を完了するには、次のステップを実行します。このタスクのコマンド例は、2 つの形式で示されます。最初の形式は、コマンドに必要な情報のタイプを示します。2 番目の形式では、コマンドと変数の宣言済み値を示します。
failbackpprc コマンドを発行して、ボリュームを再同期させます。DSCLI のコマンド・プロンプトで、failbackpprc コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。 dscli>failbackpprc -dev storage_image_ID -remotedev storage_image_ID
-type gcp SourceVolume_ID:TargetVolume_ID
例
dscli>failbackpprc -dev IBM.1750–68FA120 -remotedev IBM.1750–68FA150
-type gcp 1000:1000
注: - -dev パラメーターは、ソース・ストレージ・ユニットの ID を指定します。ユーザーのソースはサイト A ストレージ・ユニットです。
- -remotedev パラメーターは、ターゲット・ストレージ・ユニットの ID を指定します。リモート・ストレージ・ユニットはサイト B ストレージ・ユニットです。
- SourceVolume_ID:TargetVolume_ID 値には、ソースとしてサイト A ボリューム ID およびターゲットとしてサイト B ボリューム ID が含まれます。