ローカル・サイトでの実動復元の準備

このタスクでは、ローカル・サイトに実動を戻す処理を開始します。 リモート・サイトに対するフェイルオーバー・リカバリー処理に一連のステップがあったのと同様に、ローカル・サイトに実動を戻すために実行する必要がある一連のステップがあります。

実動を元のインプリメンテーションに戻すことをフェイルバック・リカバリーと呼びます。サイト A での復元操作後に、フェイルバック操作をスケジュールに入れて、データを同期し、実動が元のサイトのサイト A で再開されるようにすることができます。

このタスクは、ローカル・サイトが修復済みで操作可能な場合に開始されます。 実動をサイト A に戻す際の最初のステップは、サイト B とサイト A の間、および特定の LSS 間にファイバー・チャネル・パスを作成することです。

サイト B とサイト A の間、および特定の LSS 間にファイバー・チャネル・パスを作成するには、以下のステップを実行します。 このタスクのコマンド例は、2 つの形式で示されます。最初の形式は、コマンドに必要な情報のタイプを示します。2 番目の形式では、コマンドと変数の宣言済み値を示します。
注: パスを確立するためには、まずリモート・ストレージ・ユニットに関連付けられているワールドワイド・ノード名を取得する必要があります。 このタスクでは、リモート・ストレージ・ユニットはローカル・ストレージ・ユニット (サイト A) です。
  1. サイト A ストレージ・ユニットに対して lssi コマンドを発行し、ワールドワイド・ノード名を取得します。 サイト A ストレージ・ユニットに関する具体的な情報を示すレポートが表示されます。 DSCLI のコマンド・プロンプトで、lssi コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。

    dscli>lssi -l storage_image_ID

    dscli>lssi -l IBM.1750-68FA120 

    次のステップで使用するため、ワールドワイド・ノード名を記録します。

  2. mkpprcpath コマンドを発行して、サイト B とサイト A の間、および特定の LSS 間にファイバー・チャネル・パスを作成します。 DSCLI のコマンド・プロンプトで、mkpprcpath コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。

    dscli>mkpprcpath -dev storage_image_ID -remotedev storage_image_ID
    -remotewwnn wwnn -srclss source_LSS_ID -tgtlss target_LSS_ID
    source_port_ID:target_port_ID

    dscli>mkpprcpath -dev IBM.1750-68FA150 -remotedev
    IBM.1750-68FA120 -remotewwnn 12341234000A000A
    -srclss 00 -tgtlss 01 
    I1A20:I2A10
    
    
    
    注:
    1. -dev パラメーターは、ソース・ストレージ・ユニットの ID を指定します。この時点では、ユーザーのソースはサイト B ストレージ・ユニットです。
    2. -remotedev パラメーターは、2 次ストレージ・ユニットの ID を指定します。この時点では、リモート・ストレージ・ユニットはサイト A ストレージ・ユニットです。
    3. -remotewwnn パラメーターは、2 次ストレージ・ユニット (この時点ではサイト A) のワールドワイド・ノード名を指定する必要があります。1 次ストレージ・ユニット (サイト B) のワールドワイド・ノード名を指定した場合、コマンドは失敗します。
    4. -srclss パラメーターは、サイト B ストレージ・ユニットをソースとして参照します。
    5. -tgtlss パラメーターは、サイト A ストレージ・ユニットをターゲットとして指定します。
    6. source_port_ID:target_port_ID 値には、ソースとしてサイト B ポート ID およびターゲットとしてサイト A ポート ID が含まれます。
パスの確立後に、B ボリュームから A ボリュームへのフェイルバック・リカバリー処理 (failbackpprc コマンドの発行を含む) の 2 番目のステップに進む準備が整います。
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