このタスクでは、ローカル・ストレージ・ユニットからリモート・ストレージ・ユニットへのグローバル・コピー・ペアを作成します。これは、グローバル・ミラー環境のセットアップにおける 2 番目のステップです。
すべてのグローバル・ミラーのソースとターゲットのペア間、およびマスター・ストレージ・ユニットと従属ストレージ・ユニットの間で、ファイバー・チャネル・パスが作成されていることを確認します。
このステップの目的は、ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの間に関係を作成することです。
ローカル・ストレージ・ユニットからリモート・ストレージ・ユニットへのグローバル・コピー・ペアを作成するには、以下のステップを実行します。
このタスクで表示されるコマンド例は、2 つの形式で示されます。最初の形式は、コマンドに必要な情報のタイプを示します。2 番目の形式では、コマンドと変数の宣言済み値を示します。
- mkpprc コマンドを発行して、ローカル・ストレージ・ユニットからリモート・ストレージ・ユニットへのグローバル・コピー・ペアを作成し、関連するソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの間に関係を作成します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、mkpprc コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
dscli>mkpprc -dev storage_imag_ID -remotedev storage_image_ID -type
gcp SourceVolumeID:TargetVolumeID
例dscli>mkpprc -dev IBM.1750-68FA120 -remotedev IBM.1750-68FA150 -type gcp
0100:0100
注: - -remotedev パラメーターは、2 次ストレージ・ユニットの ID を指定します。
- -type gcp パラメーターは、1 つ以上のリモート・ミラーおよびコピーのグローバル・コピー・ボリューム関係が確立されることを指定します。グローバル・コピーは非同期方式でリモート・ミラーおよびコピー関係を維持します。更新がソースにコミットされると、入出力書き込み完了状況がアプリケーションに戻されます。
- この例では完全修飾の -dev storage_image_ID および -remotedev storage_image_ID パラメーターを使用しているため、短縮バージョンの SourceVolumeID:TargetVolumeID パラメーター (値 = 0100:0100) を示します。完全修飾の -dev および -remotedev パラメーターが使用されなかった場合、完全修飾の SourceVolumeID:TargetVolumeID 値を使用する必要があります。
例: IBM.1750-68FA120/0100:IBM.1750-68FA150/0100
このパラメーターを使用する位置は決まっています。
-type パラメーターの後に入力する必要があります。
たとえば次のとおりです。
dscli>mkpprc -type gcp IBM.1750-68FA120/0100:IBM.1750-68FA150/0100
作成された正常なグローバル・コピー・ボリューム関連ごとに確認メッセージが出されます。
- lspprc コマンドを発行して、リストにあるそれぞれのリモート・ミラーおよびコピー・ボリューム関係の状況情報を確認します。レポートが表示され、作成されたそれぞれのグローバル・コピー関係の状況はコピー保留になっているはずです。DSCLI のコマンド・プロンプトで、lspprc コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
dscli>lspprc -dev storage_image_ID -remotedev storage_image_ID -l SourceVolumeID:TargetVolumeID
例
dscli>lspprc -dev IBM.2107-68FA120 -remotedev IBM.2107-68FA150 -l 0100:0100
グローバル・コピー・ボリューム関係についての詳細レポートを表示するには、-l パラメーターを使用します。
FlashCopy 関係の作成を始める前に、グローバル・コピー・ペア処理が最初のパスを完了するまで待つことをお勧めします。
注: グローバル・コピー・ソース・ボリュームがグローバル・ミラーのアクティブ・セッションに入るのは、ボリュームがセッションに追加され、セッションが開始されてからです。
そのため、ボリュームをセッションに追加し、ペアを確立し、最初のパスを完了させ、FlashCopy 関係 (BACKGROUND NOCOPY、変更記録、ターゲット書き込みの禁止) を確立してから、セッションを開始する必要があります。