グローバル・ミラー・セッションの調整パラメーターの変更

このタスクでは、グローバル・ミラー・セッションの調整パラメーターを変更します。

グローバル・ミラー・セッションは、調整パラメーターとトポロジーで構成されており、両方とも変更できます。ただし、両方を同じ方法で変更することはできません。調整パラメーターを変更するには、グローバル・ミラー・セッションを休止して、パラメーターを変更する必要があります。その後、新しい調整パラメーター値でセッションを再開します。グローバル・ミラー・トポロジーを変更するには、グローバル・ミラー・セッションを停止する必要があります。トポロジーを変更します。 その後、グローバル・ミラー処理を開始します。

グローバル・ミラー・セッションの調整パラメーターは以下で構成されます。
  • 整合性グループのインターバル時間
  • 最大調整インターバル時間
  • 最大の整合性ドレーン時間
調整パラメーターを変更する必要があるのは、次の 2 つの特定状況です。
  • セッションの初期セットアップの後でグローバル・ミラー処理を監視していて、これらのパラメーターを調整する必要があると判別した場合。
  • グローバル・ミラー処理を休止するのではなく、グローバル・ミラー処理を停止した後。グローバル・ミラー処理を再開すると、調整パラメーターの値は DS CLI のデフォルト値に復帰します。

グローバル・ミラー・セッションの調整パラメーターを変更するには、以下のステップを実行します。このタスクで表示されるコマンド例は、2 つの形式で示されます。最初の形式は、コマンドに必要な情報のタイプを示します。2 番目の形式では、コマンドと変数の宣言済み値を示します。

  1. pausegmir コマンドを発行して、指定された論理サブシステムでのグローバル・ミラー処理および論理サブシステム内の指定されたセッションを休止します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、pausegmir コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を使用します。

    dscli>pausegmir -dev storage_image_ID -lss LSS_ID -session session_ID Master_Control_Path_LSS_ID:Subordinate_Control_Path_LSS_ID

    dscli>pausegmir -dev IBM.1750-68FA120 -lss 10
    -session 01 IBM.1750-68FA120/00:IBM.1750-68FA150/00

    ターゲットへのすべてのバッファー付き書き込みが処理された後にセッションが休止されたことを示す確認メッセージが表示されます。

  2. showgmir コマンドを発行して、グローバル・ミラー論理サブシステム ID の現在のプロパティーまたはパフォーマンス・メトリックス・レポートを判別します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、showgmir コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。

    詳細なプロパティー・レポートの場合は、次を使用します。dscli>showgmir -dev storage_image_ID -fullid LSS_ID

    パフォーマンス・メトリックス・レポートの場合は、次を使用します。dscli>showgmir -dev storage_image_ID -metrics LSS_ID

    これらのコマンドは、次のように値を追加する場合に入力します。
    dscli>showgmir -dev IBM.1750-68FA120 -fullid 10
    dscli>showgmir -dev IBM.1750-68FA120 -metrics 10
  3. レポートを分析して、変更する必要があるグローバル・ミラー調整パラメーターがあるかどうかを判別します。
  4. resumegmir コマンドを発行して、3 つの調整パラメーターのすべてに値を指定します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、resumegmir コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
    注: このコマンド例では、3 つの調整パラメーターのすべてに新しい値を指定しています。 1 つの値のみを変更する場合でも、3 つの調整パラメーターのすべてに値を指定する必要があります。変更しない 2 つの調整パラメーターに対する値は、DS CLI のデフォルト値になります。

    dscli>resumegmir -dev storage_image_ID -lss ID -cginterval seconds
    -coordinate milliseconds -drain seconds -session session_ID
    Master_Control_Path_LSS_ID:Subordinate_Control_Path_LSS_ID

    dscli>resumegmir -dev IBM.1750-68FA120  -lss 10 -cginterval 10
    -coordinate 60 -drain 35 -session 01
    IBM.1750-68FA120/00:IBM.1750-68FA150/00
    注:
    1. -cginterval パラメーターは、整合性グループのインターバル時間を秒単位で指定します。この値は、整合性グループが形成されるまでに待機する時間を指定します。値をゼロに設定すると、整合性グループは連続的に形成されます。DS CLI のデフォルト値は 0 です。
    2. -coordinate パラメーターは、最大調整インターバルをミリ秒単位で指定します。この値は、グローバル・ミラーの処理で 1 次/ホスト/I/O が整合性グループの形成を開始するためにキューに入れられる最大時間を示します。DS CLI のデフォルト値は 50 ミリ秒です。
    3. -drain パラメーターは、リモート・サイトへの書き込み禁止最大時間を秒単位で指定します。この値は、現行の整合性グループを停止するまでにリモート・サイトへの書き込み禁止最大時間を示しています。DS CLI のデフォルト値は 30 秒です。
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