このタスクでは、災害の結果として処理が終了する前にグローバル・ミラー・トランザクションの状況を確認します。
これは、断続的な災害の処理に対処する時間があり、基本サーバーが引き続き操作可能である場合の、グローバル・ミラーのフェイルオーバー・リカバリー処理における 2 番目のステップです。
基本サーバーが操作不能の場合は、このタスクが最初のステップとなる可能性があります。
このタスクを開始する前に、グローバル・ミラー処理を終了する必要があります。
グローバル・ミラー処理の終了前にこの処理が行われていた場所を判別する必要があります。
トランザクションの中には、完了半ばのものも、まだ開始されていないものも存在する可能性があります。
トランザクションの状況を照会することで、次になすべきことの計画の基礎が提供されます。
直面する状態は、次の状態に類似しています。
- 整合性グループの形成が進行中で、リモート・ストレージ・サーバーの B ボリュームと C ボリュームの間の FlashCopy 状態がグローバル・ミラー処理の終了時のすべての関係について同じというわけではない。
- 一部の FlashCopy ペアが、新しい整合性グループを形成するためのグローバル・ミラー処理の FlashCopy フェーズを完了しており、すでに変更内容をコミットしている可能性がある。
- 一部の FlashCopy ペアがまだ完了していない可能性があり、整合性のあるコピーを形成するための処理の最中であり、復帰可能状態のままである。
- リモート・サイトで短時間引き続き行われる可能性のあることを制御および調整するマスター・サーバーが存在しない。
トランザクションの状況の初期構想を取得するには、以下のステップを実行します。
- lssession および lspprc コマンドを発行して、グローバル・ミラー・トランザクションの状況を判別できるようにするレポートを取得します (基本サーバーが引き続き操作可能の場合)。
基本サーバーが使用不可の場合は、次のステップに進みます。
- リモート・サーバーにアクセスし、DS CLI アプリケーションをインストールしたディレクトリーに進みます。
- DS CLI セッションにログインします。
- lspprc コマンドを発行して、グローバル・ミラー・トランザクションの状況を判別できるようにするレポートを提供します。
DSCLI のコマンド・プロンプトで、lspprc コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
dscli>lspprc -dev storage_image_ID -remotedev storage_image_ID -l
SourceVolumeID:TargetVolumeID
例
dscli>lspprc -dev IBM.1750-68FA120 -remotedev IBM.1750-68FA150 -l
0100-0103:0100-0103 0200:0200 0300-0303:0300-0303
注: このレポートには、中断状態のグローバル・コピー・ペアが表示されます。
レポートの表示後に、フェイルオーバー・コマンドを発行するグローバル・ミラーの災害時回復処理における次のステップに進む準備が整います。