このシナリオでは、リモート FlashCopy (以前のインバンド FlashCopy) トランザクションを正常に処理する方法について説明します。 このトランザクションを処理できるのは、DS CLI リモート FlashCopy コマンドを使用する場合のみです。このトランザクションは、GUI では管理できません。
対話式コマンド・モードで DS CLI アプリケーションにログインする必要があります。
リモート FlashCopy コマンドは、ローカル・ストレージ・ユニット上のリモート・ミラーおよびコピーのボリューム・ペアのソース・ボリュームに対して発行されます。
これにより、FlashCopy ペアをリモート・サイトで設定できるようになり、FlashCopy の管理のためだけにリモート・サイトとネットワーク接続する必要がなくなります。以下のステップは、サイト LSS 22 と LSS 2A を使用する例に基づいています。
- 使用できるボリュームを判別してから、LSS 22 と LSS 2A の間のリモート・ミラーおよびコピー・パスを設定する必要があります。
- lsavailpprcport コマンドを発行して、使用できるボリュームのリストを示すレポートを取得します。
DSCLI のコマンド・プロンプトで、lsavailpprcport コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
dscli> lsavailpprcport -dev IBM.1750-1300861
-remotedev IBM.1750-1300861 -remotewwnn 5005076303FFC03D 22:2A
次のレポートが生成されます。
| ローカル・ポート |
接続ポート |
タイプ |
| I0030 |
I0031 |
FCP |
| I0031 |
I0030 |
FCP |
| I0100 |
I0101 |
FCP |
| I0101 |
I0100 |
FCP |
- mkpprcpath コマンドを発行して、LSS 22 と LSS 2A の間のリモート・ミラーおよびコピー・パスを設定します。
DSCLI のコマンド・プロンプトで、mkpprcpath コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
dscli>mkpprcpath -dev IBM.1750-1300861 -remotedev IBM.1750-1300861
-remotewwnn 5005076303FFC03D
-srclss 22 -tgtlss 2A I0030:I0031 I0100:I0101
コマンドを正しく入力すると、以下の情報が表示されます。
Date/Time: February 7, 2005 4:25:04 PM IST IBM DSCLI Version: 0.0.0.0 DS:
IBM.1750-1300861
CMUC00149I mkpprcpath: Remote Mirror and Copy path 22:2A successfully
established.
- mkpprc コマンドを発行して、PPRC ペア (2200 と 2A00) を設定します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、mkpprc コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
dscli>mkpprc -dev IBM.1750-1300861 -remotedev IBM.1750-1300861
-type mmir 2200:2A00
コマンドを正しく入力すると、以下の情報が表示されます。
Date/Time: February 7, 2005 4:25:33 PM IST IBM DSCLI Version: 0.0.0.0 DS:
IBM.1750-1300861
CMUC00153I mkpprc: Remote Mirror and Copy volume pair relationship
2200:2A00 successfully created.
- mkremoteflash コマンドを発行して、リモート・ストレージ・ユニット上の新規リモート FlashCopy 関係のコンジット LSS としてローカル・サイトの LSS 22 を使用します。
この新しい関係では、ソースにはボリューム 2A00 が使用されます。ターゲットには、リモート・ストレージ・ユニット上の他の任意のボリュームを使用できます (このシナリオでは 2A01)。DSCLI のコマンド・プロンプトで、mkremoteflash コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
dscli>mkremoteflash -dev IBM.1750-1300861 -conduit IBM.1750-1300861/22
-record 2A00:2A01
コマンドを正しく入力すると、以下の情報が表示されます。
Date/Time: February 7, 2005 4:28:11 PM IST IBM DSCLI Version: 0.0.0.0
DS: IBM.1750-1300861
CMUC00173I mkremoteflash: Remote FlashCopy volume pair 2A00:2A01 successfully
created. Use the lsremoteflash command to determine copy
completion.
- -record パラメーターを使用してリモート FlashCopy 関係 (2A00:2A01) が作成されているので、resyncremoteflash コマンドを発行します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、resyncremoteflash コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
dscli>resyncremoteflash -dev IBM.1750-1300861 -conduit IBM.1750-1300861/22
-record 2A00:2A01
コマンドを正しく入力すると、以下の情報が表示されます。
CMUC00175I resyncremoteflash: Remote FlashCopy volume pair 2A00:2A01
successfully resynched. Use the lsremoteflash command to determine copy
completion.
- 意図したとおりにトランザクションが処理されたことを lsremoteflash コマンドを発行して検証します。
DSCLI のコマンド・プロンプトで、lsremoteflash コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
dscli>lsremoteflash -dev IBM.1750-1300861 -conduit IBM.1750-1300861/22 2A00:2A01
コマンドを正しく入力すると、以下のレポートが表示されます。
| ID |
SrcLSS |
Sequence Num |
ActiveCopy |
Recording (記録) |
| 2A00:2A01 |
2A |
0 |
Disabled |
Enabled |
| Persistent (永続) |
Revertible (復帰可能) |
SourceWrite
Enabled
|
TargetWrite
Enabled
|
Background
Copy
|
| Enabled |
Disabled |
Disabled |
Disabled |
Enabled |