lsavailpprcport コマンドは、リモート・ミラーおよびコピー (旧 PPRC) パスとして定義可能な ESCON またはファイバー・チャネル入出力ポートのリストを表示します。
DS6000™ はファイバー・チャネル・ポートのみをサポートします。
Enterprise Storage Server (2105 マシン・タイプ) は、ESCON ポートをサポートします。

>>-lsavailpprcport--+-------------------------+----------------->
'- -dev--storage_image_ID-'
>-- -remotewwnn--wwnn--+-----+---------------------------------->
+- -s-+
'- -l-'
>--+-------------------------------+---------------------------->
'- -remotedev--storage_image_ID-'
>--+-Source_LSS_ID:Target_LSS_ID-+-----------------------------><
'- ---------------------------'
パラメーター
- -dev storage_image_ID
- (オプション。)製造メーカー、タイプ、およびシリアル番号で構成されたソース・ボリュームのストレージ・イメージ ID を指定します。このパラメーターは、ソース論理サブシステムに完全修飾 ID が指定されていない場合に必要です。
- 例: IBM.1750-68FA120
- -remotewwnn wwnn
- (必須。)ワールドワイド・ノード名 (WWNN) を指定します。フォーマットは 16 進 ID です。
注: リモート・ストレージ・イメージに関連付けられている WWNN を使用できます。lssi または showsi コマンドを実行してこの番号を取得します。1 次ストレージ・ユニットに関連付けられている WWNN を使用すると、このコマンドは失敗します。
- WWNN の例: 12341234000A000F
- -s
- (オプション。)ローカル・ポート ID を表示します。パラメーター -l と -s を同時に使用することはできません。
- -l
- (オプション。)すべてのフィールドを表示します。パラメーター -l と -s を同時に使用することはできません。
- -remotedev storage_image_ID
- (オプション。)照会されている入出力ポートが含まれるターゲット・ボリュームのストレージ・イメージを指定します。この ID は製造メーカー、タイプ、およびシリアル番号で構成されます。このパラメーターは、-dev パラメーターを指定する場合に必要です。
- 例: IBM.1750-68FA120
- Source_LSS_ID:Target_LSS_ID | -
- (必須。)ソースおよびターゲット LSS のリモート・ミラーおよびコピー・パス関係に使用可能な入出力ポートを照会します。ストレージ・イメージ ID を含む完全修飾 LSS ID、または -dev パラメーターが指定されている場合はストレージ・イメージ ID を含まない短縮バージョンを受け入れます。
- リモート・ミラーおよびコピー・パス LSS ペア ID は、2 つの LSS ID で構成されます。
1 つはリモート・ミラーおよびコピー・パス関係のソース LSS として、もう 1 つはターゲット LSS として指定されます。2 つの LSS ID は、スペースを使用せずにコロンで区切る必要があります。
最初の LSS ID はソース LSS です。
2 番目の LSS ID はターゲット LSS です。
- 完全修飾 LSS ID の形式は、storage_image_ID/xx です。
ここで、xx は、範囲 00 から 1F (1750 の場合) 内の 16 進数です。例: IBM.1750-68FA120/01:IBM.1750-68FA150/01
-dev および
-remotedev パラメーターを使用しない場合、完全修飾の
source_LSS_ID:target_LSS_ID 値を、コマンド行で
-remotewwnn 値の後に入力する必要があります。たとえば、コマンド行は次のようになります。
dscli>lsavailpprcport –l –remotewwnn 12341234000A000F
IBM.1750-68FA120/01:IBM.1750-68FA150/01
- ダッシュ (-) を指定した場合は、このパラメーター情報が自動的に指定されます。
- ペアの例: 00:00
- 複数のペアの例: 00:00 01:01 02:02
例
このコマンドおよびその他のすべての DS CLI リスト・コマンドについては、
結果を明確に示すため、表形式で表示されます。
実際のレポートでは、表として表示されません。
以下の表は、-l パラメーターを使用して lsavailpprcport コマンドに関連する出力レポートに表示されるヘッダーを表しています。
1750 に関する別個の例は表示されません。それは、どちらの情報も同じだからです。唯一の違いは、2107 と 1750 のマシン・タイプの指定です。
lsavailpprcport コマンドの呼び出しdscli>lsavailpprcport –l –dev IBM.2107-75FA120
-remotedev IBM.2107-75FA150
–remotewwnn 12341234000A000F 01:01
結果出力
ESCON
port information displays for the 2105 machine type.
| ローカル・ポート |
接続ポート |
タイプ |
スイッチ ID |
スイッチ・ポート |
| I0100 |
I0200 |
FCP |
N/A |
N/A |
| I0150 |
I0620 |
ESCON |
N/A |
N/A |
| I0200 |
N/A |
ESCON スイッチ |
IBM.111.2222.
75113AB
|
I10 |
| I0250 |
N/A |
ESCON スイッチ |
IBM.111.2222.
75113AB
|
I20 |
レポート・フィールドの説明
- ローカル・ポート
- ローカル・ストレージ・ユニット上の完全修飾固有ポート ID を指定します。
FCP および ESCON ポート ID は次のように表示されます。
- FCP ポート ID
- 形式「0xEEAP」の 4 つの 16 進文字です。ここで、「EE」はポート・エンクロージャー番号 (00 から 3F) で、「A」はアダプター番号 (0 から F) で、「P」はポート番号 (0 から F) です。FCP ポート ID 番号の接頭部は、文字「I」です。
- ESCON ポート ID
- 形式「0xEEAP」の 4 つの 16 進文字です。ここで、「EE」はポート・エンクロージャー番号 (04 から 07) で、「A」はアダプター番号 (0 から 3) で、「P」はポート番号 (0 から 1) です。ESCON ポート ID 番号の接頭部は、文字「I」です。
注: -s パラメーターを指定する場合、ローカル・ポート情報のみがレポートに表示されます。
- 接続ポート
- 接続されたストレージ・ユニットの完全修飾固有ポート ID を指定します。
FCP および ESCON ポート ID 番号は、「ローカル・ポート」で説明されているフォーマットで表示されます。ただし、ESCON スイッチの値がある場合、この列に表示される値は N/A (適用外) です。
- タイプ
- 接続タイプを指定します。2107 または 1750 マシン・タイプの場合、適用できる値は FCP のみです。2105 マシン・タイプの場合、ESCON または ESCON スイッチの値を指定することができます。
- スイッチ ID
- ESCON スイッチ接続のスイッチ ID を指定します。
注: FCP および直接 ESCON の場合、このフィールドに表示される値は N/A (適用外) です。
- スイッチ・ポート
- 接続 ESS に接続されているスイッチ・デバイスのポート ID を指定します。スイッチ・ポート ID は、形式「0xPP」の 2 つの 16 進文字で構成されます。ここで、「PP」はポート番号 (00 から ff) です。この番号の接頭部は、文字「I」です。
注: FCP および直接 ESCON の場合、このフィールドの値は N/A (適用外) です。