lsfbvol コマンドは、
ストレージ・イメージ内の固定ブロック・ボリュームのリスト、およびそのリスト内の各ボリュームの状況情報を表示します。

>>-lsfbvol--+-------------------------+--+-----+---------------->
'- -dev--storage_image_ID-' +- -s-+
'- -l-'
>--+----------------------+--+--------------------------+------->
'- -datatype--+-512--+-' '- -extpool--extentpool_ID-'
+-520p-+
'-520u-'
>--+----------------------+--+------------------------+--------->
'- -access--+-online-+-' '- -data--+-normal-----+-'
'-fenced-' '-not_normal-'
>--+--------------------------+--+---------------+-------------->
'- -config--+-normal-----+-' '- -lss--LSS_ID-'
'-not_normal-'
>--+---------------------------+--+----------------------+-----><
'- -volgrp--volume_group_ID-' +-volume_ID--+-------+-+
| '-. . .-' |
'-" - "----------------'
パラメーター
注: 大量の構成のストレージ・ユニットの場合、コマンドの一部として -lss または -volgrp パラメーターを組み込むことをお勧めします。
- -dev storage_image_ID
- (オプション) 製造メーカー、タイプ、およびシリアル番号で構成するストレージ・イメージ ID を指定します。
- -s
- (オプション) ボリューム ID を表示します。パラメーター -l と -s を同時に使用することはできません。
- -l
- (オプション) 詳細な出力として示されるデフォルトの出力と追加の属性を表示します。パラメーター -l と -s を同時に使用することはできません。
- -datatype 512 | 520p | 520u
- (オプション) 指定ボリューム・データ・タイプのボリュームを表示します。標準 2107/1750 ボリューム (512)、OS/400 保護 (520p)、OS/400 無保護 (520u)。
- -extpool extentpool_ID
- (オプション) 指定エクステント・プールから調達されたボリュームを表示します。エクステント・プール ID は、
先行ゼロのない 4 桁の 10 進数で、接頭部に文字「P」が付きます
- -access online | fenced
- (オプション) 指定されたアクセス状態のボリュームを表示します。
- -data normal | not_normal
- (オプション) 指定されたデータ状態のボリュームを表示します。
- -config normal | not_normal
- (オプション) 指定された構成のボリュームを表示します。
- -lss LSS_ID
- (オプション) 指定された論理サブシステム ID を含む ID を持つボリュームを表示します。それぞれの論理サブシステムには、最大 256 のボリュームを含めることができます。論理サブシステム ID は、2 文字の 16 進文字、 00 から 1F (1750 の場合) です。
- -volgrp volume_group_ID
- (オプション) 指定されたボリューム・グループ ID に割り当てられたボリュームを表示します。
ボリューム・グループ ID は、先行ゼロのない 4 桁の 10 進数で、接頭部に文字「V」が付きます (V123 など)。
- volume_ID . . . | –
- (オプション) 指定された ID のボリュームを表示します。ボリューム ID は、XYZZ の形式の 16 進数字 4 桁で表すことができる 32 ビットの番号です。ここで、X はアドレス・グループ (0 から 1)、XY の組は論理サブシステム番号 00 から 1E、ZZ はボリューム番号 (00 から FF) です。
- ボリューム ID の範囲を指定するには、ボリューム ID をハイフンで区切ります。
- 複数のボリューム ID またはボリューム ID の範囲を指定する場合は、各 ID または ID 範囲をブランク・スペースで区切る必要があります。
- ダッシュ (-) を指定した場合は、このパラメーター情報が自動的に指定されます。
- 例: 0100-010F 0180-018F 0120
例
このコマンドおよびその他のすべての DS CLI リスト・コマンドについては、
結果を明確に示すため、表形式で表示されます。
実際のレポートでは、表として表示されません。
以下の表は、-l パラメーターを使用して lsfbvol コマンドに関連する出力レポートに表示されるヘッダーを表します。
1750 に関する別個の例は表示されません。それは、どちらのマシン・タイプの情報も同じだからです。唯一の違いは、2107 と 1750 のマシン・タイプの指定です。
注:
lsfbvol コマンドの呼び出しdscli>lsfbvol
-dev IBM.2107-75FA120 -l -volgrp V2
結果出力Sun Aug 11 02:23:49 PST 2004 IBM DS CLI Version: 5.0.0.0 DS: IBM.2107-75FA120
| Name |
ID |
accstate |
datastate |
config
state
|
device
MTM
|
data
type
|
My_
volume_
0001
|
0100 |
Online |
Normal |
Normal |
2107-900 |
FB 512 |
My_
volume_
0002
|
0102 |
Online |
Normal |
Normal |
2107-A07 |
FB 520P |
My_
_volume
0003
|
0103 |
Online |
Normal |
Normal |
2107-900 |
FB 512 |
| extpool |
sam |
captype |
cap
(2^30B)
|
cap
(10^9B)
|
cap
(blocks)
|
Volgrp |
| P21 |
standard |
DS |
64.0 |
- |
134217728 |
V2 |
| P31 |
standard |
iSeries |
128.0 |
68.7 |
268435456 |
V2 |
| P21 |
standard |
ESS |
- |
35.0 |
68359424 |
- |
レポート・フィールドの定義
- Name (名前)
- 指定されたボリューム・オブジェクトに割り当てたニックネームを示します。
- ID
- このボリューム・オブジェクトに割り当てられた固有 ID を示します。
- Accstate (アクセス状態)
- 「Online (オンライン)」または「Fenced (隔離)」のいずれかのアクセス状態が表示されます。
- Online (オンライン)
- 論理ボリュームはホストにアクセスできます。
- Fenced (隔離)
- 論理ボリュームは、ボリューム隔離状態にあり、ホストにアクセスできません。
- Datastate (データ状態)
- 以下のデータ状態のいずれかが表示されます。
- Normal (正常)
- その他のデータ状態は適用されないことを示します。アクセス状態は、オンラインです。
- Read only (読み取り専用)
- 読み取り専用のデータ状態のランクに論理ボリュームのエクステントが 1 つ以上あるため、論理ボリュームが読み取り専用であることを示します。アクセス状態は、オンラインです。
- アクセス不能
- アクセス不能のデータ状態のランクに、論理ボリュームに関連付けられているエクステントが 1 つ以上あることを示します。アクセス状態は、隔離です。
- Indeterminate data loss (不確定のデータ損失)
- 以下のデータ状態が適用されず、以下のいずれかの状態が生じたことを示します。
適用されないデータ状態:
- Rank failed (障害のあるランク)
- Rank repairing (ランク修復中)
- Rank repaired (ランク修復完了)
- Global inaccessible (全体的なアクセス不能)
- Global lost data (全体的なデータ脱落)
状態 - 以下のいずれかが生じました。
- コミットされた書き込みデータがデステージ実行前に失われ、そのデータに関連付けられているトラック ID が不明です。
- 論理ボリューム上のエクステントがアクティブ FlashCopy ターゲットであることを示すデータが失われました。
アクセス状態は、隔離です。
- Rank failed (障害のあるランク)
- 障害のあるデータ状態のランクに、論理ボリュームに関連付けられているエクステントが 1 つ以上あることを示します。アクセス状態は、隔離です。修復アレイ機能を使用して、ランクが修復中のランク状態に遷移した場合、このデータ状態は修復中のランク状態に遷移します。
- Rank Repairing (ランク修復中)
- 修復中のデータ状態のランクに、論理ボリュームに関連付けられているエクステントが 1 つ以上あることを示します。アクセス状態は、隔離です。
- Rank Repaired (ランク修復完了)
- 修復中状態であったが、現在は修復中状態ではないランクに、論理ボリュームに関連付けられているエクステントが 1 つ以上あることを示します。アクセス状態は、隔離です。
- Global inaccessible (全体的なアクセス不能)
- 論理ボリューム構成に関連付けられている全体的なメタデータがアクセス不能であることを示します。
論理ボリュームに関連付けられている一部のデータは正確ではない可能性があります。
アクセス状態は、隔離です。
- Global lost data (全体的なデータ脱落)
- 論理ボリューム構成に関連付けられている全体的なメタデータが脱落したことを示します。
その結果、論理ボリュームに関連付けられている一部のデータは正確ではない可能性があります。
アクセス状態は、隔離です。
- アクセス不能な NVS データ
- LSS グループの 1 つ以上の論理ボリュームのアクティブ NVS データがアクセス不能であることを示します。
LSS グループ内の論理ボリュームをアクセス可能にすることはできません。
アクセス状態は、隔離です。
- Configstate (構成状態)
- 以下の構成状態のいずれかが表示されます。
- Normal (正常)
- 進行中の論理ボリューム構成操作がないことを示します。
- Configuring (構成中)
- 論理ボリュームの最初の構成が進行していることを示します。
- Reconfiguring (再構成中)
- 要求した容量属性が初期作成後に変更されたため、論理ボリュームがエクステントを割り振り中か、または割り振り解除中であることを示します。
- Migrating (マイグレーション中)
- 論理ボリュームが、指定されたエクステント・プールに動的ボリューム再配置中であることを示します。
- Deconfiguring (構成解除中)
- 論理ボリュームの削除の処理中であることを示します。
- Configuration error (構成エラー)
- 初期構成が正常に完了しなかったことを示します。この状態はボリューム作成要求でのエラーではなく、内部エラー条件を反映しています。
- 修正アクション: rmfbvol コマンドを使用して、「構成エラー」の構成状態でリストされた各ボリュームを削除します。
- Reconfiguration error (再構成エラー)
- 再構成要求が正常に完了しなかったことを示します。
- Migration error (マイグレーション・エラー)
- 動的ボリューム再配置操作が処理中に終了したことを示します。
- Deconfiguration error (構成解除エラー)
- ボリューム削除要求が正常に終了しなかったことを示します。
この状態はボリューム除去要求でのエラーではなく、内部エラー条件を反映しています。この状態を訂正するには、指定したボリュームに対して rmfbvol コマンドを再発行する必要があります。
- deviceMTM
- ボリュームのデバイス・タイプとモデルを示します。ボリュームの MTM (マシン・タイプ、モデル) は、固定ブロック・ボリューム・データ・タイプおよびボリューム容量 (GB 単位) により判別されます。モデルは 2107 または 1750 のいずれかですが、使用システムに応じて MTM が以下のいずれかになる場合があります。
- 2107-900
- 標準 2107 ボリュームを示します。
- 1750-500
- 標準 1750 ボリュームを示します。
- xxxx-A0x
- xxxx が、2107 または 1750 であることを示します。A0 は、OS/400 保護ボリュームを示します (たとえば、2107-A01 または 1750-A07)。
- xxxx-A8x
- xxxx が、2107 または 1750 であることを示します。A8 は、OS/400 無保護ボリュームを示します (たとえば、2107-A81 または 1750-A87)。
- Datatype (データ・タイプ)
- ボリューム・データ・タイプ設定を示します。以下の 2 進数 (B) 値のいずれかが表示されます。
- Extpool (エクステント・プール)
- エクステント・プール ID を示します。ボリューム・エクステントは、このエクステント・プール ID から割り振られます。
- SAM (ストレージ割り振り方式)
- スペース効率の良いインプリメンテーションを示します。現在の指定は、「Standard (標準)」です。
- Captype (容量タイプ)
- ボリューム作成で使用される容量単位のタイプを示します。以下の値のいずれかが表示されます。
- ESS
- 容量単位は 109 B です。
- DS
- 容量単位は 230 B です。
- DS/ESS
- 容量単位は 230 B または 109 B です。
- Blocks (ブロック)
- 容量単位は 512 B です。
- iSeries
- ボリューム作成時に容量単位が指定されませんでした。この固定ブロック・ボリュームは iSeries 専用に作成されました。
- Cap (2^30B)
- ホスト・システム・アクセスに使用できるボリュームのサイズを 2^30 B (2 進数の GB) 単位で示します。
注: ボリュームの容量単位タイプが ESS (captype=ESS) の場合は、「-」(ヌル) が表示されます。
- Cap (10^9B)
- ホスト・システム・アクセスに使用できるボリュームのサイズを 10^9 B (10 進数の GB) 単位で示します。
注: ボリュームの容量単位タイプが DS (captype=DS) の場合は、「-」(ヌル) が表示されます。
- Cap (ブロック)
- ホスト・システム・アクセスに使用できるボリューム論理ブロックの数量を示します。
- Volgrp (ボリューム・グループ)
- ボリュームが属するボリューム・グループ (デフォルトのボリューム・グループを除く) を示します。
ボリュームに関連付けられた複数のボリューム・グループは、コンマで区切ります。
ボリュームに関連付けられたボリューム・グループがない場合、ヌル (-) が表示されます。