lsremoteflash コマンドは、FlashCopy 関係をリストし、
リストされた FlashCopy 関係ごとに状況情報を表示します。

>>-lsremoteflash--+-------------------------+-- - conduit-- -LSS_ID--+-----+-->
'- -dev--storage_image_ID-' +- -s-+
'- -l-'
>--+------------+--+----------+--+-----------+------------------>
'- -activecp-' '- -record-' '- -persist-'
>--+--------------+--+------+----------------------------------->
'- -revertible-' '- -cp-'
>--+----------------------------------+------------------------->
'- -state--+-valid---------------+-'
+-invalid-------------+
+-validation-required-+
+-volume-inaccessible-+
+-tgt-failed----------+
'-not-valid-----------'
>--+------------------------------+--+----------------+--------->
'- -seqnum--flash_sequence_num-' '- -srcss--SS_ID-'
>--+-SourceVolumeID:TargetVolumeID--+-------+-+----------------><
| '-. . .-' |
'-" - "------------------------------------'
パラメーター
注: すべての設定値が、指定されたすべての FlashCopy ペアに適用されます。
- -dev storage_image_ID
- (オプション) 製造メーカー、タイプ、およびシリアル番号で構成するストレージ・イメージ ID を指定します。このパラメーターは、ソース・ボリュームおよびターゲット・ボリュームに完全修飾 ID が指定されていない場合に必要です。
- -conduit LSS_ID
- (必須) リモート・ストレージ・イメージとの通信手段として使用される、既存のリモート・ミラーおよびコピー (従来の PPRC) 関係のソース論理サブシステム (LSS) を指定します。
- SourceVolumeID:TargetVolumeID パラメーターで指定されるソース・ボリューム ID は、コンジット LSS ボリュームの 1 つが 1 次ボリュームとして機能するリモート・ミラーおよびコピー関係内の 2 次ボリュームとして機能する必要があります。
- このパラメーターには、ストレージ・イメージ ID を含む完全修飾 LSS ID を指定できます。完全修飾 LSS ID の形式は、storage_image_ID/XX です。
ここで、XX は、範囲 00 から 1F (1750 の場合) 内の 16 進数です。
- -s
- (オプション) FlashCopy ペア ID を表示するように指定します。
パラメーター -l と -s を同時に使用することはできません。
- -l
- (オプション) デフォルト明細出力に加え、非同期トラックおよび作成日情報を表示するように指定します。
パラメーター -l と -s を同時に使用することはできません。
- -activecp
- (オプション) バックグラウンド・コピー処理がアクティブな FlashCopy 関係を表示するように指定します。
- -record
- (オプション) -record パラメーターで確立された FlashCopy 関係を表示するように指定します。
- -persist
- (オプション) -persist パラメーターで確立された FlashCopy 関係を表示するように指定します。
- -revertible
- (オプション) -revertible パラメーターで確立された FlashCopy 関係を表示するように指定します。
- -cp
- (オプション) 実行バックグラウンド・コピー (-cp) パラメーターで確立された FlashCopy 関係を表示するように指定します。
- -state valid | invalid | validation-required | volume-inaccessible | tgt-failed | not-valid
- (オプション) 特定の状態で識別される FlashCopy 関係を表示します。
注: not-valid を指定した場合は、valid 状態の要件を満たさないすべての FlashCopy 関係が表示されます。
- -seqnum flash_sequence_number
- (オプション) 指定シーケンス番号に関連した FlashCopy 関係を表示するように指定します。
- このパラメーターは、マシン・タイプ 2105 ではサポートされません。
- -srcss SS_ID
- (オプション) リモート・サイトのソース論理サブシステムのサブシステム ID を指定します。
ID の形式は 0x0001 から 0xFFFF です。
- この値は IBM System Storage™ Enterprise Storage Server バージョン 2.4.0 および 2.4.1 の場合に必須です。
SS_IDs を指定する場合は、ソース・ボリュームは 1 つの LSS に制限されます。
- 例: FF10
- SourceVolumeID:TargetVolumeID . . . | -
- (必須) 指定された ID を持つソースおよびターゲット・ボリューム・ペアに対して、
リモート FlashCopy 関係が表示されるように指定します。
- このパラメーターには、ストレージ・イメージ ID を含む完全修飾ボリューム ID、または -dev パラメーターが指定されている場合はストレージ・イメージ ID を含まない短縮バージョンを指定できます。
- FlashCopy ペア ID は、2 つのボリューム ID で構成されます。1 つは FlashCopy 関係のソースとして、もう 1 つはターゲット・ボリュームとして指定されます。
FlashCopy ペア ID の 2 つのボリューム ID は、コロンで区切る必要があります (スペースは含めません)。最初のボリューム ID はソース・ボリュームです。2 番目のボリューム ID は
ターゲット・ボリュームです。
- 複数の ID は、スペースで区切る必要があります。FlashCopy ペア ID および FlashCopy ペア ID の範囲を指定したり、ボリューム ID およびボリューム ID の範囲を指定することができます。
FlashCopy ペア ID とボリューム ID の組み合わせを指定することはできません。
- ボリューム ID は、XYZZ の形式の 16 進数字 4 桁で表すことができる 32 ビットの番号です。ここで、X はアドレス・グループ (0 から 1)、XY の組は論理サブシステム番号 (00 から 1E (1750 の場合))、ZZ はボリューム番号 (00 から FF) です。
- ダッシュ (-) を指定した場合は、このパラメーター情報が自動的に指定されます。
- 完全修飾ボリューム ID ペアの例: IBM.1750-75FA120/0001:IBM.1750-68FA120/0004
- 短縮バージョンの例: 0001:0004
- 複数のペアの例: 0001:0004 0003:00FF 0008:000C
例
このコマンドおよびその他のすべての DS CLI リスト・コマンドについては、
結果を明確に示すため、表形式で表示されます。
実際のレポートでは、表として表示されません。
以下の表は、-l パラメーターを使用して lsremoteflash コマンドに関連する出力レポートに表示されるヘッダーを表しています。
1750 に関する別個の例は表示されません。それは、どちらの情報も同じだからです。唯一の違いは、2107 と 1750 のマシン・タイプの指定です。
lsremoteflash コマンドの呼び出しdscli>lsremoteflash -l -dev IBM.2107-75FA120
-conduit IBM.2107-75FA150/10 IBM.2107-75FA120/0100:IBM.2107-75FA120/0200
結果出力Date/Time: Sun Jan 09 02:23:49 PST 2005 DS CLI Version: 5.0.0.0
DS: IBM.2107-75FA120
| ID |
SrcLSS |
Sequence Num |
Active Copy (アクティブ・コピー) |
Recording (記録) |
Persistent (永続) |
Revertible (復帰可能) |
| 0100:0200 |
01 |
10 |
Disabled |
Disabled |
Disabled |
Disabled |
Source-
Write-
Enabled
|
Target-
Write-
Enabled
|
Back-
ground-
Copy
|
Copy-
Indic-
ator
|
OutOf-
Sync-
Tracks
|
Date-
Created
|
Date-
Synced
|
State |
| Enabled |
Disabled |
Disabled |
Yes |
0 |
12/01
/2003
02:20:00
|
12/01
/2003
02:23:47
|
Valid |
レポート・フィールドの定義
- ID
- FlashCopy ペア ID を示します。FlashCopy ペア ID は、2 つのボリューム ID で構成されます。
1 つは FlashCopy 関係のソース・ボリュームとして、もう 1 つはターゲット・ボリュームとして指定されます。
- SrcLSS
- 論理サブシステム ID を示します。
- Sequence Num
- FlashCopy 関係に関連したシーケンス番号を示します。
- ActiveCopy
- 指定された FlashCopy ペアでバックグラウンド・コピーがアクティブであるかどうかを (Enabled (使用可能) または Disabled (使用不可) で) 示します。
- Recording (記録)
- 指定された FlashCopy ペアが活動状態の Recording で確立されているかどうかを (Enabled (使用可能) または Disabled (使用不可) で) 示します。
- Persistent (永続)
- 指定された FlashCopy ペアが活動状態の Persistent で確立されているかどうかを (Enabled (使用可能) または Disabled (使用不可) で) 示します。
- Revertible (復帰可能)
- 指定された FlashCopy ペアが活動状態の Revertible (復帰可能) オプションで確立されているかどうかを (Enabled (使用可能) または Disabled (使用不可) で) 示します。
- SourceWriteEnabled
- この FlashCopy 関係が Allow Source Writes (ソース書き込み許可) オプションで設定されたかどうかを (Enabled (使用可能) または Disabled (使用不可) で) 示します。
- TargetWriteEnabled
- この FlashCopy 関係がターゲット書き込み許可オプションで設定されたかどうかを (Enabled (使用可能) または Disabled (使用不可) で) 示します。
- Background Copy (バックグラウンド・コピー)
- この FlashCopy 関係がバックグラウンド・コピーの実行オプションで設定されたかどうかを (Enabled (使用可能) または Disabled (使用不可) で) 示します。
- OutofSync Tracks (非同期トラック)
- この FlashCopy 関係と同期が取れていないトラックの数を示します。
- DateCreated
- FlashCopy 関係が設定された日時を示します。
- DateSynced
- この FlashCopy 関係が同期された日時を示します。関係が同期していない場合はヌル (-) が表示されます。
- State (状態)
- FlashCopy 関係の状態を示します。FlashCopy 関係ごとに以下のいずれかの値が表示されます。
注: 照会で「Valid (有効)」以外の状態が示された場合は、レポートに表示される情報は、FlashCopy ペア ID と状態に限られます。
その他の情報列は、ヌル (-) 値を使用して表示されます。
- Valid (有効)
- FlashCopy 関係が正常な状態であり、照会が正常に行われたことを示します。
- Validation Required (要検証)
- FlashCopy 関係について照会できないことを示します。通常、照会が抑止される理由は一時的なものにすぎません。
数秒内に新たに照会を実行した場合は、この問題は存在しなくなります。
- Tgt Failed (ターゲット障害発生)
- FlashCopy 関係がエラー状態であることを示します。ポイント・イン・タイム・コピーが失われたので、FlashCopy 関係を撤回する必要があります。
rmflash コマンドを発行して、FlashCopy 関係を除去しなければなりません。
- Volume Inaccessible (ボリューム・アクセス不能)
- ボリュームにアクセスすることができず、照会が失敗したことを示します。
この状態が表示された場合は、通常は、ボリュームが隔離状態であることを意味します。
- Invalid (無効)
- 照会が処理されたときに一般的な内部エラーが生じたことを示します。