このタスクでは、ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの間にグローバル・コピー関係を作成します。
始める前に、以下の条件を満たしていることを確認します。
- リモート・ミラーおよびコピーのライセンス・キーがインストールされ、操作を実行できるように使用可能になっている。構成の一部としてモデル 2105 ESS を使用している場合、PPRC バージョン 2 のライセンスを使用可能にしてあることを確認してください。
- ソースとターゲットの LSS 間のパス用に入出力ポートが構成されている。
- すべてのメトロ・ミラーのソースとターゲットの LSS 間にファイバー・チャネル・パスが作成されている。ボリューム・ペア間の通信、およびソース・ボリュームからターゲット・ボリュームへのデータのコピーのために、パスが必要となります。パスがないと、このタスクは失敗します。
ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの間にグローバル・コピー関係を作成することができます。
グローバル・コピー 機能は DS6000™ ストレージ・ユニット上で稼働し、多数のオペレーティング・システム上でサポートされます。
例えば、i5/OS® を使用するように DS6000 をセットアップおよび構成した場合は、グローバル・コピー を使用して、個別の DS6000 上 (通常、リモート・ロケーション内) で System i™ ディスク・プールのコピーを作成できます。
ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームにグローバル・コピー関係を作成するには、以下のステップを実行します。
- lsfbvol コマンド (固定ブロック (FB) ボリュームの場合) または lsckdvol コマンド (カウント・キー・データ (CKD) ボリュームの場合) を発行して、ソースとターゲットの LSS でグローバル・コピー関係に使用できるボリュームを表示します。ボリュームの可用性を示すレポートが表示されます。
- mkpprc コマンドを発行して、ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの間にグローバル・コピー関係を作成します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、mkpprc コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
dscli>mkpprc -dev storage_image_ID -remotedev storage_image_ID
-type gcp -mode full SourceVolumeID:TargetVolumeID
注: - -remotedev パラメーターは、2 次ストレージ・ユニットの ID を指定します。
- -type gcp パラメーターは、1 つ以上のメトロ・ミラー・ボリューム関係が確立されることを指定します。グローバル・コピーは、非同期方式でリモート・ミラーおよびコピー関係を作成します。
- この例では完全修飾の -dev storage_image_ID および -remotedev storage_image_ID パラメーターを使用しているため、短縮バージョンの SourceVolumeID:TargetVolumeID パラメーター (値 = 0100:0100) を示します。完全修飾の -dev および -remotedev パラメーターが使用されなかった場合、完全修飾の SourceVolumeID:TargetVolumeID 値を使用する必要があります。
例: IBM.1750-68FA120/0100:IBM.1750-68FA150/0100。この値は、コマンド行で最後に入力する必要があります。
例dscli>mkpprc -dev IBM.1750-68FA120 -remotedev IBM.1750-68FA150
-type gcp -mode full 0100:0100
作成された正常なグローバル・コピー・ボリューム関連ごとに確認メッセージが表示されます。
- lspprc コマンドを発行して、リスト内のメトロ・ミラー関係ごとに状況情報を表示します。DSCLI のコマンド・プロンプトで、lspprc コマンドを入力して、次のパラメーターと変数を指定します。
dscli>lspprc -dev storage_image_ID -remotedev storage_image_ID -s SourceVolumeID:TargetVolumeID.
dscli>lspprc -dev IBM.1750-68FA120 -remotedev IBM.1750-68FA150
-s 0100:0100 0101:0101