固定ブロックまたはカウント・キー・データ・ストレージの削除

このシナリオでは、ストレージ・ユニットから固定ブロックまたはカウント・キー・データ (CKD) を削除する方法を示します。

固定ブロックまたはカウント・キー・データ・ストレージを削除するには、 コマンド行インターフェース・プロンプトを表示し、 構成対象のストレージを含むストレージ・ユニットに接続している必要があります。
ストレージを削除するには、最初にストレージへのホスト・アクセスを削除してから、ストレージを削除して、物理リソースを「新規と同様の」復元します。 この時点で、アレイ設置場所は「未割り当て」状態であり、再定義して、新規固定ブロックまたは CKD ストレージを作成することができます。 固定ブロックまたはカウント・キー・データ・ストレージを削除するには、以下のステップを実行します。
  1. 削除対象ボリュームに対するホスト・アクセスを除去します。

    次のコマンドを使用して、指定されたポート・グループ番号に関連するホスト・ポートのリストを作成します。

    dscli> lshostconnect -dev ID -portgrp #

    次のコマンドを使用して、ホスト・ポートからボリューム・グループ割り当てを削除します。ホスト・ポートごとにこのステップを繰り返します。

    dscli> chhostconnect -dev ID -volgrp host_connection_ID

    次のコマンドを使用して、指定されたポート・グループに関連するすべてのホスト・ポートから、ボリューム・グループ割り当てを削除します。

    dscli> managehostconnect -dev ID -volgrp port_grp_number

    次のコマンドを使用して、削除対象のストレージ・ボリュームに関連するホスト・ポートを削除します。

    dscli> rmhostconnect -dev ID host_connection_ID

  2. 次のコマンドを使用して、割り当てれたすべての固定ブロック・ボリュームを削除する場合は、ボリューム・グループを削除します。
    オプション 説明
    lsvolgrp -dev ID ボリューム・グループおよびそれらの特性のリストを戻します。
    showvolgrp -dev ID Volume_group_ID ターゲット・ボリューム・グループに割り当てられているボリュームのリストを戻します。
    ボリューム ID のリストを保管するには、lsfbvol および lsckdvol コマンドを使用します。

    次のコマンドを使用して、ボリュームをボリューム・グループから割り当て解除します。CKD ボリュームの場合は、FICON/ESCON-All ボリューム・グループ ID (0) に対する割り当ておよび割り当て解除が自動実行されるため、このステップは不要です。

    dscli> chvolgrp -dev ID -action remove -volume ID1,ID2,... volume_group_ID

    次のコマンドを使用して、ホスト・システムによるボリューム・アクセスを削除するために、ボリューム・グループを削除します。

    dscli> rmvolgrp -devID volume_group_ID...volume_group_ID

  3. 固定ブロック・ボリュームを削除して、ランク、アレイ、およびエクステント・プール・オブジェクトを削除可能にします。

    次のコマンドを使用して、削除候補の固定ブロック・ボリューム ID のリストを作成します。 コマンド・フィルターを使用して、候補ボリューム ID のリストを作成するか、またはボリューム・グループ・ストレージ・マップから取得される ボリューム ID リストを使用します。

    dscli> lsfbvol -dev ID -type 2107 | os400-protected | os400-unprotected -extpool ID -lss ID

    ランク、アレイ、およびエクステント・プールを削除可能にするには、次のコマンドを使用して指定ボリュームを削除します。 LSS に格納されていた最後のボリュームが削除されると、LSS は自動的に削除されます。

    dscli> rmfbvol -dev ID -quiet volume_ID...volume_ID

  4. CKD ボリュームを削除して、ランク、アレイ、およびエクステント・プール・オブジェクトを削除可能にします。

    次のコマンドを使用して、削除候補の CKD ボリューム ID のリストを作成します。 コマンド・フィルターを使用して、候補ボリューム ID のリストを作成するか、またはボリューム・グループ・ストレージ・マップから取得される ボリューム ID リストを使用します。

    dscli> lsckdvol -dev ID -type 3380 | 3390 -extpool ID -lcu ID

    ランク、アレイ、およびエクステント・プールを削除可能にするには、次のコマンドを使用してボリュームを削除します。

    dscli> rmckdvol -dev ID -quiet volume_ID...volume_ID

    固定ブロック・ボリューム用にアドレス・グループを再定義できるようにするには、次のコマンドを使用して LCU を削除します。

    dscli> rmlcu -dev ID -quiet LCU_ID...LCU_ID

  5. ボリュームにゼロ・ランク・エクステントが割り振られているランクを削除します。

    次のコマンドを使用して、除去の候補であるランク ID のリストを作成します。 コマンド・フィルターを使用して、候補ランク ID のリストを作成します。

    dscli> lsrank -dev ID -grp 0 | 1 -type 5 | 10 -extpool ID -stgtype fb | ckd

    ゼロ・エクステントを使用しているランクは削除できます。使用エクステントがゼロ以外である場合、ランク・セグメントは現在、既存ボリュームに割り当てられています。

    アレイおよびエクステント・プールを削除可能にするには、次のコマンドを使用してランクを削除します。

    dscli> rmrank -dev ID -quiet rank_ID...rank_ID

  6. ランクに割り当てられていないアレイを削除します。

    次のコマンドを使用して、既存のランク ID に割り当てられていないアレイのリストを作成します。

    dscli> lsarray -dev storage_image_ID -state unassigned

    アレイ設置場所を新規アレイとして再定義できるようにするには、次のコマンドを使用してアレイを削除します。

    dscli> rmarray -dev storage_image_ID -quiet array_ID ... array_ID

  7. 割り当てられたランクを含まないエクステント・プールを削除します。

    次のコマンドを使用して、エクステント・プールのリストを作成します。ゼロが割り当てられたランクを示すエクステント・プール ID は、削除することができます。 割り当てられたランクがゼロ以外である場合、エクステント・プールには割り当て済みのストレージ・ボリュームが格納されています。

    dscli> lsextpool -dev storage_image_ID -stgtype fb | ckd -rankgrp 0 | 1

    次のコマンドを使用して、割り当て済みのランク ID を含まないエクステント・プール ID を削除します。

    dscli> rmextpool -dev storage_image_ID -quiet extentpool_ID...extentpool_ID

これでアレイ設置場所は「未割り当て」状態になり、再定義して、新規固定ブロックまたは CKD ストレージ・リソースを作成することができます。
関連資料
chhostconnect
rmhostconnect
lshostconnect
managehostconnect
rmarray
rmrank
lsrank
rmextpool
lsextpool
rmlcu
rmckdvol
lsckdvol
rmfbvol
lsfbvol
chvolgrp
rmvolgrp
lsvolgrp
showvolgrp
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