failoverpprc および failbackpprc コマンドの使用

このシナリオは、failoverpprc および failbackpprc DS CLI コマンドの使用方法を説明しています。 このシナリオは、これらのコマンドを使用できる状態や機能を必ずしもすべて網羅しているわけではありません。 この例では 4 つの複数ペアを使用していて、ボリューム関係がサイト A からサイト B、つまり A-->B にセットアップされていることを前提にしています。

これらの 2 つの DS CLI コマンドの使用には、データ処理の計画停止または計画外の停止からのリカバリーが関連しています。 通常、failoverpprc コマンドは最初に使用されますが、そのプロセスが完了しないと、failbackpprc コマンドは使用できません。
failoverppc プロセスを実行するには、ボリュームに対してこのコマンドを、ボリュームが配置されている順序で発行する必要があります。 つまり、元のリモート・ミラーおよびコピー・ペアを A --> B にセットアップしている場合は、ボリュームに対して failoverpprc コマンドを A:B の順序で発行する必要があります。
注: このプロセスは、ESS CLI コマンドを使用するか、Specialist を使用するかに関係なく、2105 に対して行った方法とは異なります。
以下、これらの 2 つのコマンドの機能について説明します。
failoverpprc
このコマンドは、1 次デバイスを現行状態に維持したまま、2 次デバイスを 1 次中断デバイスに変更します。 このコマンドを発行すると、構成は、1 次 になる両方のデバイスと対称になります。 failbackpprc コマンドを発行して、どちらかの方向にミラーリングを再開します。
failbackpprc
このコマンドは、プライマリー延期状態の任意のリモート・ミラーおよびコピー・ボリュームに対して発行できます。このコマンドは、ミラーリングの再開に必要なデータをソース・ボリュームからターゲット・ボリュームにコピーします。 このコマンドは、通常、ミラーリングを逆方向 (リカバリー・サイトから実動場所へ) または元の方向 (実動からリカバリー・サイトへ) に再始動に再開するために failoverpprc コマンドを発行した後で使用されます。 ただし、このコマンドは、ターゲット・ボリュームをシンプレックスまたは 2 次ボリュームにした場合にも機能します。 このコマンドは、必要に応じて、完全コピーまたは部分コピーを実行します。
  1. ボリュームに対して failoverpprc コマンドを A:B の順序で発行する。 コマンドは、次のようになります。
    dscli>failoverpprc -dev IBM.1750-75FA120 -remotedev IBM.1750-75FA150
     0100:0100 0101:0101  0102:0102 0103:0103
  2. コマンドが完全に処理されるのを待つ。B は 1 次延期状態です。
  3. failbackpprc コマンドを発行すると、B が 1 次になり、A が新規の 2 次になります。 コマンドは、次のようになります。
    dscli>failbackpprc -dev IBM.1750-75FA120 -remotedev IBM.1750-75FA150
     0100:0100 0101:0101  0102:0102 0103:0103
  4. サイト B のサーバーでアプリケーションを開始します。 元のペアに戻るには、サイト A がリカバリーした後、次のようにします。
  5. failoverpprc コマンドを発行して B:A をフェイルオーバーする。これにより、A 1 次が中断されます。
  6. コマンドが完全に処理されるのを待つ。
  7. failbackpprc コマンドを発行して B:A をフェイルバックする。これにより、ペアが元の関係に戻ります。
関連資料
failoverpprc
failbackpprc
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