システム管理者は、効率とシステム・ユーザーへの影響の折衷案として最適なデータ・マイグレーション・メソッドを選択します。
大半のデータ・マイグレーション・メソッドは、コンピューター・システムの日常的な運用に影響を及ぼします。データを移動する場合、データは特定の状態にある必要があり、通常、移動中は更新または変更を中止しなければなりません。移動するデータの容量およびマイグレーション・メソッドによっては、データは数時間程度の長期にわたり使用不可になる場合があります。以下の要因は、マイグレーション時間の短縮に役立ちます。
- 新規論理ボリュームまたはファイル・システムの作成
- 構成ファイルの変更
- 保全性確認の受け取り
以下の項目は、おそらくシステム管理者がデータのマイグレーションに使用する最適な方法を決定する上で考慮するトピックです。
- 管理ソフトウェアは、通常、ユーザーを妨害することなく実動中に使用できる単純で堅固なメソッドを提供します。
- AIX® 論理ボリューム・マネージャー (LVM) は、ユーザーのデータへのアクセスを中断させることなく、いつでも使用できるメソッドを提供します。パフォーマンスが多少低下する場合がありますが、データベースをシャットダウンしたり、ユーザーにシステムからログオフしてもらうよりも好ましい方法です。
注: - AIX および HP-UX 11.xx は、基本オペレーティング・システムの一部として論理ボリューム・マネージャー (LVM) ソフトウェアと共に出荷されます。LVM は、AIX システム上に存在するすべてのディスクおよびファイル・システムに対する完全な制御を提供します。HP-UX にも、同様のボリューム管理ソフトウェアが組み込まれています。
- Sun Microsystems では、Solaris システムで使用できる、Solstice という基本ボリューム管理製品を提供しています。
- 通常、バックアップおよびリストア手順を使用するメソッドが最もシステム使用状況に影響を与えます。これらのメソッドでは、データの有効なスナップショットを確保するために、データベースとファイル・システムを静止状態にする必要があります。