FlashCopy 関係の方向は反転することができます。この場合、前にターゲットとして定義されていたボリュームが、前にソースとして定義されていた (現在はターゲット) ボリュームのソースになります。
変更されたデータは、ソースとして定義されたボリュームにコピーされます。
FlashCopy 操作を実行する前のポイント・イン・タイムにソース・ボリューム (ボリューム A) を復元したい場合は、FlashCopy 関係を反転することができます。
つまり、FlashCopy 操作を反転すると、FlashCopy 操作が行われなかったかのようになります。FlashCopy
操作のバックグラウンド・コピー処理は、ボリューム A をソースとして、ボリューム B をターゲットとして反転させる前に、
完了していなければならないことに注意してください。
事情によっては、元の FlashCopy 関係を反転する必要が生じることがあります。たとえば、ソース・ボリューム A とターゲット・ボリューム B の間に FlashCopy 関係を作成するとします。
ソース・ボリューム A でデータ損失が発生します。アプリケーションを実行し続けるには、FlashCopy 関係を反転してボリューム B がボリューム A にコピーされるようにします。
注: グローバル・ミラー 操作に適用される高速反転オプションにより、前の FlashCopy 関係のバックグラウンド・コピーが完了するのを待つことなく、FlashCopy 関係を反転させることができます。グローバル・ミラー 操作は、ターゲット・サイトでの既存のグローバル・コピー および FlashCopy 操作に基づいています。
図 1 は、反転復元操作の働き方を示しています。
図 1. ターゲット・ボリュームのリフレッシュ — 反転復元