SCSI ディスクの問題の識別および解決

このセクションでは、SCSI ディスクの使用中にストレージ・ユニットで起こるいくつかの問題について説明します。

  • エラー発生に呼応して、カーネルが LUN を永続的に使用不可にし、「device set offline (装置がオフラインに設定されました)」というメッセージと、該当する特定の装置をログに記録する場合があります。 このような場合は、LUN をオンライン状態にする方法はありません。この LUN を除去し、/proc/scsi/scsi ディレクトリーを通して元の位置に戻すか、 ホストのアダプター・ドライバーを再ロードすることは可能です。これらが失敗した場合、ホストのリブートが必要です。
  • システムが D-state (ps コマンド・ヘルプ・ページを参照) のプロセスを定期的にリストする場合があります。この状態は、無停電スリープ状態に相当します。エラー状態になると、 プロセスはそのままの状態になるため、リカバリーするにはシステムのリブートが必要になります。
  • システムのメモリー・リソースに制約がある場合には、Linux カーネル・バッファー・キャッシュは、 入出力エラーの後で汚れたバッファーを廃棄するように設計されています。 書き込みが正常に終了したことを確認するために、fsync() コマンドの使用が試行されると、 アプリケーションは、コマンドから、書き込みが正常に完了したことを一度だけ受信します。 カーネルによっては、kswapd デーモンで、 バグがあります。このデーモンは、システム自身がメモリー制約状態にあることを感知するものです。マルチパスを使用すると、 入出力操作を再試行しバッファー・キャッシュからその失敗を隠す方法を提供することで、 ユーザーが気付かずにデータ損失が生じるリスクを軽減できます。
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