サブシステム・デバイス・ドライバーを使用したマルチパス

このセクションでは、サブシステム・デバイス・ドライバー (SDD) のマルチパス・ソフトウェアのインストール手順を示します。

ホスト接続スクリプトの準備とインストールに関するステップを正しく実行したことを確認してください。 具体的な手順については、『ホスト接続マルチパス・スクリプト』を参照してください。

SDD ドライバーはストレージ・ユニットに付属していますが、インターネット上で最新バージョンを検索することをお勧めします。 SDD ファイル・セット (非並行 HACMP)、README ファイル、および説明書は、 Web サイト http://www-03.ibm.com/servers/storage/support/software/sdd にあります。 SDD のインストールと使用について詳しくは、 「IBM System Storage™ マルチパス・サブシステム・デバイス・ドライバー ユーザーズ・ガイド」を参照してください。

  1. 最新バージョンの SDD をすでに所有しているかどうかを確認するには、 インターネット上で最新バージョンを見つけます。
    1. サブシステム・デバイス・ドライバー Web ページから「Download (ダウンロード)」セクションに進み、 「Subsystem device drivers (サブシステム・デバイス・ドライバー)」を選択します。
    2. 該当のバージョンを選択します。 NAS ゲートウェイは AIX で稼働されるので、 「Subsystem device driver for AIX (AIX 用サブシステム・デバイス・ドライバー)」を選択します。
    3. 説明資料、「README」ファイル、および Web サイトで、SDD の前提条件を確認します。
    4. ファイル転送プログラム (FTP) を使用して、NAS ノードにファイル・セットをダウンロードできます。 次に、図 1 に示されているファイル・セットを解凍します。
      図 1. SDD アーカイブ解凍の例
      </usr/sys/inst.images>-->tar -xv -f  devices.sdd.52.rte.tar
      x devices.sdd.52.rte, 1177600 bytes, 2300 media blocks.
      </usr/sys/inst.images>-->_
    5. ディレクトリーを cd /usr/sys/inst.images に変更し、inutoc . exec を実行して、このディレクトリーに新しい .toc ファイルを作成します。

      SDD をアップグレードする場合は、AIX 5.2 上での SDD のアップグレードの詳細について、「Subsystem Device Driver User's Guide the IBM Enterprise Storage Server and the IBM SAN Volume Controller」を参照してください。

  2. 次のインストールに関するガイドラインは、 新たに SDD をインストールする場合にのみ適用されます。
    1. root ユーザーとしてログインしたことを確認します。
    2. コマンド・プロンプトでコマンド smitty install_latest を発行します。
    3. ディレクトリーを既に /usr/sys/inst.images に変更した場合は、ピリオド (.) を選択します。 まだ変更していない場合は、ディレクトリーを選択し、Esc+4 を押して、SMIT インストール・メニューに進みます。
    4. インストールする 「SOFTWARE (ソフトウェア)」にカーソルを置いて、ESC+4 を押します。
    5. 上キーおよび下キーを使用して、カーソルを「devices.sdd.52」に置き、ESC+7 を押してこの SDD ファイル・セットを選択します。 「>」記号は、選択した項目を示します。
    6. Enter キーをもう一度押して、SMIT インストール・メニューに戻ります。
      注: 先にプレビューを表示するには、「PREVIEW only? (プレビューのみ?)」フィールドで「yes (はい)」を選択します。
    7. Enter キーを押して、インストールを続けます。 Enter キーをもう一度押してインストールを確認するよう SMIT から要求されます。 正常にインストールが完了します。
    8. lslpp -La | grep sdd コマンドを発行して、ファイル・セットがインストールされたことを確認します。 ストレージ・ユニットが正しく構成および接続されていること、および SAN 環境のゾーニングが正しいことを確認します。 これで、NAS ゲートウェイ 500 のコマンド行で構成マネージャー (cfgmgr) を実行できます。
      重要: /opt/nas/bin/cfgmgr ディレクトリーに入っている cfgmgr コマンドだけを使用してください。

すべてが正しくインストールされると、lsdev -Cc disk コマンドを実行したときに、1750 ディスク (FC2105xxx の記述付きの hdisk 装置と vpath 装置) が表示されます。 SDD コマンド datapath query adapterdatapath query device、または lsvpcfg も試行できます。

SDD が正常にインストールされたら、VG、LV、およびファイル・システムを構成できます。 SDD では、mkvg4vpextenvg4vp などの新しいコマンドが提供されていることを覚えておいてください。
注: vpath 装置では PVID のみを使用するようにしてください (lsdev -Cc disk)。
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