「パス」メインページ

このページでは、リモート・ミラーおよびコピー関係のパスを処理します。 このパスは、ストレージ・ユニット内のソース LSS と別のストレージ・ユニット内のターゲット LSS との間で通信を行い、ソースからターゲットのボリュームにデータをコピーするために必要です。

概要

パスは、ストレージ・ユニット内のソース論理サブシステム (LSS) と、別のストレージ・ユニット内のターゲット LSS を論理的に接続します。 物理パスは、2 つのストレージ・ユニット間のファイバー・チャネル・プロトコル (FCP) 接続で構成されます。論理パスは、ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの接続を示します。
注: パスを作成するには、事前にファイバー・チャネル入出力ポートを構成する必要があります。 パスが正常に作成されるように、ストレージ・ユニット間の物理接続を確認してください。 さらに、リモート・ミラーおよびコピー操作に使用されるポートが、ホスト入出力アクティビティーで使用されるポートと同じではないことを確認してください。

このページは、リモート・ミラーおよびコピー関係のパスを作成するための開始点です。このページで選択したストレージ複合、ストレージ・ユニット、および LSS から、新規パスを確立できます。 ソース LSS (ソース・ボリュームを含むストレージ・ユニット上にある) から、ターゲット LSS (ターゲット・ボリュームを含むリモート・ストレージ・ユニット上にある) へのパスが作成されます。関係のボリュームを新規作成する場合は、ボリュームを追加する前にこれらのボリュームへのパスが存在している必要があります。このページにパスがリストされていない場合、パスは定義されていません。パスを作成するには、「アクションを選択」から「作成...」を選択し、「実行」をクリックします。

注: ESS 2105 は、リモート・ミラーおよびコピー操作のために、ESCON® アダプターと FCP アダプターの混合構成をサポートします。 ただし、DS6000™ ストレージ・ユニットは FCP アダプターのみをサポートします。このため、DS6000 と ESS 2105 の間でリモート・ミラーおよびコピー操作を作成する場合は、FCP アダプターを使用する必要があります。
パスをさらに作成することによって、LSS ボリューム・ペアへのパスを追加できます。パスに関連したチェック・ボックスを選択することにより、管理するパスを選択できます。「アクションを選択」オプションから選択するアクションによって、パスに対して実行される操作が決まります。表示される可能性があるアクションは、次のとおりです。
削除
選択したソース LSS からターゲット LSS まで、選択したパスが削除されます。 すべてのパスを削除すると、リモート・ミラーおよびコピーのボリューム・ペア間の通信パスが失われます。
LSS コピー・オプション
次のオプションの値を変更できます。
  • 並行コピーのタイムアウト (Concurrent copy timeout)
  • z/OS® グローバル・ミラーリング・セッションのタイムアウト
  • クリティカル・モード (Critical mode)
  • Consistency group timeout enabled (整合性グループのタイムアウト使用可能)
  • Consistency group timeout (整合性グループのタイムアウト)

パス・フィーチャーはリアルタイム・マネージャーからしか利用できません。パス・フィーチャーはシミュレート・マネージャーからは利用できません。

注: 入出力ポート・プロパティーは、「Storage Units (ストレージ・ユニット)」ページでのみ構成できます。

メニュー・パス

リアルタイム・マネージャー > コピー・サービス > パス

フィールド

Storage complex (ストレージ複合)
選択可能なストレージ複合のニックネーム。ストレージ複合は、1 つの管理コンソールによって管理されるDS6000などの一群のストレージ・ユニットを表します。
注: ニックネームは、リソースの作成時にユーザーが指定するもので、リソースを識別および管理しやすくするために全体のスキームまたは命名規則の一部として使用できます。
Storage unit (ストレージ・ユニット)
選択可能なストレージ・ユニットのニックネーム。このリストには、「ストレージ・ユニット」メインページに現在表示されている 2107、1750、および 2105 モデル 800 のいずれかに関連したニックネームが含まれます。 ストレージ・ユニットは、1 つの DS6000 から構成されます。
Specify LSS (LSS の指定)
選択可能な LSS ID のリスト。LSS は、同じディスク・フォーマットをもつ最大 256 の論理ボリュームからなるグループです。ディスク・フォーマットは、zSeries® 環境の場合はカウント・キー・データ (CKD)、オープン・システム環境の場合は固定ブロック (FB) です。
Select (選択)
特定のテーブル行に対してアクションを実行するには、この選択ボックスにチェック・マークを付けます。
Source LSS (ソース LSS)
パスを作成する元のソース LSS。

各 LSS は、属するストレージ・ ユニットのシリアル番号および ストレージ・ユニット内の 2 桁の LSS 番号で指定します。 例えば、FA123:00 の場合、FA123 が ストレージ・ユニットで、00 が LSS 番号です。偶数の LSS (X ’00 ’、X’02’、X’04’、X’FE’まで) はすべてサーバー 0 に属し、奇数の LSS (X’01’、X’03’、X’05’、X’FD’まで) はすべてサーバー 1 に属します。

Source port (ソース・ポート)
ファイバー・チャネル・アービトレーテッド・ループ (FC-AL) などのインターフェース、およびソース LSS によって定義されているすべてのパスの物理リンクを提供する場所の入出力ポート ID。 ID には 4 桁の 16 進文字 (0 から 9 または大文字の A から F) を使用できます。ポートの位置では、フォーマット R(1-2)-E(1-8)-C(1-6)-P(1-4) が使用されます。ここで、
  • R はラックの位置です。
  • E は入出力エンクロージャーです。
  • C はカードです。
  • P はアダプターのポートです。
    注: R1-E3-C2-P1 は、このフォーマットの例です。
Target LSS (ターゲット LSS)
ソース LSS への論理パスが作成される元のターゲット LSS。 それぞれの入出力ポートごとに、ターゲット入出力ポートを別個に選択できます。

各 LSS は、属するストレージ・ユニットのシリアル番号およびストレージ・ユニット内の 2 桁の LSS 番号で指定します。例えば、FA123:1A の FA123 はストレージ・ユニット、1A は LSS 番号です。

Target port (ターゲット・ポート)
ターゲット LSS によって定義されているすべてのパスの物理リンクを提供する入出力ポート ID および位置。 ID には 4 桁の 16 進文字 (0 から 9 または大文字の A から F) を使用できます。アドレスでは、フォーマット R(1-2)-E(1-8)-C(1-6)-P(1-4) が使用されます。ここで、
  • R はラックの位置です。
  • E は入出力エンクロージャーです。
  • C はカードです。
  • P はアダプターのポートです。
    注: R1-E3-C2-P1 は、このフォーマットの例です。
State (状態)
以下のカテゴリーに基づいたパスの現在の状態。
Configuration error (構成エラー)
パスに障害が発生しました。
Establish fibre channel (ファイバー・チャネルの確立)
FCP パスが正常に確立されました。
FCP down (FCP ダウン)
FCP パスに、通信障害またはハードウェア障害により障害が発生しました。
FCP source login exceeded (FCP ソース・ログインが超過)
それぞれのソース FCP パスごとのログイン最大数を超過しました。
FCP retry exceeded (FCP 再試行が超過)
ストレージ・ユニットによる FCP パスの再確立の最大試行回数を超過しました。
FCP target login exceeded (FCP ターゲット・ログインが超過)
ターゲット LSS に対するそれぞれの FCP パスごとのログイン最大数を超過しました。
FCP target unavailable (FCP ターゲットが使用不可)
ターゲット LSS への FCP パスが使用不可です。
なし
パスの状態が不明です。
Source no resources (ソースにリソースがありません)
ソース LSS から最大パスが確立されたため、パスの確立に失敗しました。ソース・サイトに 、論理パスを確立するために利用できるリソースがありません。
Retry (再試行)
パス接続を再確立するための試行。
Target mismatch (ターゲットの不一致)
ターゲット (リモート) サイトのシステム・アダプター ID (SAID) の不一致。
Target no resources (ターゲットにリソースがありません)
ターゲット LSS から最大パスが確立されたため、パスの確立に失敗しました。 ターゲット (リモート) サイトに、論理パスを確立するためのリソースがありません。
Target LSS mismatch (ターゲット LSS の不一致)
ターゲット・サイトのストレージ・ユニットのシーケンス番号がターゲット LSS の番号と一致しません。
STK
この状態は、StorageTek (STK) による使用のために予約済みです。
Timeout (タイムアウト)
タイムアウトが発生しました。理由は不明です。
Unknown (不明)
パスの状態が不明です。
高障害率により劣化したパス (Path Degraded Due to High Failure Rate)
ファイバー・チャネル・パスが確立されたものの、高障害率のためにパスが劣化していることを示しています。
高障害率により除去されたパス (Path Removed Due to High Failure Rate)
パスが高障害率を示したために、ファイバー・チャネル・パス・リンクが除去されたことを示しています。
関連資料
総称アラート・トラップと固有アラート・トラップ
DS6000 リソースの位置コード
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