実動場所 (サイト A) での計画停止をスケジュールに入れると、実動をリカバリー・サイト (サイト B) に切り替えることができます。これにより、データの処理をサイト B で再開することができます。このプロセスはフェイルオーバー・リカバリーと呼ばれています。
このシナリオでは、サイト A ボリュームのすべての入出力が定期保守などの計画停止のために中止されたと想定します。 1 次側となるストレージ・ユニットに対してフェイルオーバー操作が実行されます。つまり、この停止時に実動サイトがサイト B に移動し、これによりサイト B のターゲット・ボリュームはソース・ボリュームに変換され、使用停止状態になります。サイト A の元のソース・ボリュームは、サイト切り替え時の状態のままとなります。表 1 は、フェイルオーバー操作とフェイルバック操作のインプリメンテーション例を示しています。
次の手順では、サイト A で計画停止を開始した後、実動サイトをサイト B に移動するために必要な処置を要約します。
| ステップ | 操作 | MC 接続が必要な先 | ソース・ボリュームとターゲット・ボリュームの形式 | ソース・ボリュームとターゲット・ボリューム・ペアの形式 | 結果: サイト A | 結果: サイト B |
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| 1 | ||||||
| サイト A での災害 | フェイルオーバー | サイト B | Volume B, Volume A | Volume B1 : Volume A1 | Volume A1 -> Volume B1 (使用停止) ホストの書き込み操作が停止した場合、ボリューム・ペアは全二重状態または保留二重状態として表示されることがあります。 | Volume B1 -> Volume A1 (使用停止) |
| 2 (サイト A ボリュームが使用停止状態) | ||||||
| 実動をサイト A へ戻す | フェイルバック | サイト A | Volume A, Volume B | Volume A1 : Volume B1 | Volume A1 -> Volume B1 | Volume A1 -> Volume B1 |
| 3a (サイト B ボリュームが使用停止状態) | ||||||
| 実動 (サイト B) に戻る 注: サイト A が依然として操作不能な場合、実動はサイト B で継続可能。
|
フェイルバック | サイト B | Volume B, Volume A | Volume B1 : Volume A1 | Volume B1 -> Volume A1 | Volume B1 -> Volume A1 |
| 3b (実動 (サイト B) から実動 (サイト A) へ戻す準備) | フェイルオーバー | サイト A | Volume A, Volume B | Volume A1 : Volume B1 | Volume A1 -> Volume B1 | Volume B1 -> Volume A1 (使用停止状態。ホストの書き込み操作が停止した場合、ボリューム・ペアは完全状態または保留状態として表示されることがあります。) |
| 3c (サイト A ボリュームが使用停止状態) | ||||||
| 実動 - サイト A へ戻す | フェイルバック | サイト A | Volume A, Volume B | Volume A1 : Volume B1 | Volume A1 -> Volume B1 | Volume A1 -> Volume B1 |