パス接続

ソースおよびターゲットのリモート・ミラーおよびコピー・ペア関係を作成する前に、ソース・ストレージ・ユニット内の論理サブシステム (LSS) と、ターゲット・ストレージ・ユニット内の LSS との間で論理パスを確立する必要があります。

リモート・ミラーおよびコピー構成をインプリメントする場合は、 リモート・ミラーおよびコピーで使用するパスの定義を考慮することが重要となります。パスを確立するには、 ソースおよびターゲットの両方のストレージ・ユニットに、対等通信リンク用のファイバー・チャネル・プロトコル (FCP) アダプターがある必要があります。 パスは、ボリューム・ペア間の通信、およびソース・ボリュームからターゲット・ボリュームへのデータの コピーのために必要となります。

FCP パスを確立して、カウント・キー・データ (CKD) または固定ブロック (FB) のボリュームを含むソース LSS とターゲット LSS を接続することができます。 この場合、ソース LSS およびターゲット LSS に同じタイプのボリュームが含まれていることが必要となります。

単一のソース・サイト LSS から特定のターゲット・サイト LSS への、1 から 8 まで (LSS の容量によって 異なる) の FCP パスを定義することができます。

FCP リンクを介したリモート・ミラーおよびコピー・パス を確立する場合、ソース・ストレージ・ユニットでは、ワールドワイド・ポート名 (WWPN) を使用して、ターゲット・ストレージ・ユニットと通信します。 ワールドワイド・ノード名 (WWPN) は、ソースおよび宛先アダプターの WWNN およびシステム・アダプター ID (SAID) を使用して生成されます。 WWPN は、きっかり 16 個の 16 進文字で構成されています。16 進文字は、0 から 9、a から f、および A から F です。WWNN および WWPN の値は、固有でなければなりません。

FCP を使用する場合、2 つのポート間の単一のファイバー・チャネル・リンクによって、 双方向のリモート・ミラーおよびコピー操作が可能になります。 つまり、同時に両方の方向へのデータの送受信が可能になります。 たとえば、1 つのリンクに一方向のパスを確立して、 同時に、同じ物理パス上に、別の方向の別のパスを確立することができます。

FCP インターフェースは同時データ転送を受け入れることができますが、帯域幅が制限されています。 作業負荷を使用可能なすべてのパスに均等に分散するために、 ストレージ・ユニットは、各ポートの全体的な作業負荷をモニターし、 データ転送のサイズ、各 FCP での使用可能な帯域幅、および各ポートで現在処理されているデータ転送数 によって決定されたパスを選択します。 このような方法でパスを選択することによって、適切な応答時間と全体的なシステム・スループットが保証されます。

関連概念
メトロ・ミラー
FlashCopy
関連タスク
グローバル・コピー・ボリューム・ペアの作成
メトロ・ミラー関係の作成
リモート・ミラーおよびコピー・パスの作成
メトロ・ミラー・ボリューム・ペアの再同期
関連資料
総称アラート・トラップと固有アラート・トラップ
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