フェイルオーバーおよびフェイルバック操作

フェイルオーバーとは、実動場所をバックアップ設備 (通常はリカバリー・サイト) に切り替える処理のことです。フェイルオーバーとは、災害や定期保守期間の後に実動場所を元の場所に戻す処理のことです。

ディスク・ミラーリングを中断し、構成で 2 次ストレージ・ユニットを使用するようにする必要がある機会には、計画されているものと計画外のものがあります。 マニュアル処理では、この処理は複雑になる可能性があります。ただし、 フェイルオーバーおよびフェイルバックのリカバリー操作を使用すると、この処理が簡略化され、エラーのリスクやサイトの切り替え時間や入出力操作の再始動を削減することができます。

フェイルオーバーとは、実動場所 (またはローカル・サイト) での定期保守期間または災害の後に、実動場所をバックアップ設備 (通常はリカバリー・サイト) に一時的に切り替える処理のことです。 フェイルオーバー操作の後には必ずフェイルバック操作が続き、実動場所を元の場所に戻します。これらの操作では、計画停止または計画外の停止時にサイトを切り替えた後にボリュームを同期する場合に必要となる時間を短縮するのに役立つリモート・ミラーやコピー機能が使用されます。

フェイルオーバーおよびフェイルバック操作を使用すると、記録を変更して、ターゲットおよびソース・ストレージ・ユニット間で通信せずに、ターゲット・ボリュームで使用可能にすることができます。 この方式では、リカバリー・サイトから実動場所へのフル・ボリューム・コピーを行う必要がないため、実動場所で操作を再開するために必要な時間を短縮することができます。

典型的なリモート・ミラーおよびコピー環境では、 実動場所で障害が発生した場合、処理が一時的にリカバリー・サイトのストレージ・ユニットにフェイルオーバーされます。 フェイルオーバー操作を使用すると、ターゲット構成のストレージ・ユニットの状態が変更されます。 このため、このストレージ・ユニットは、ペアのうちのソース・ストレージ・ユニットとして認識されます。 フェイルオーバー処理により、ボリュームが中断状態になるため、変更はビットマップ内で追跡されます。 変更記録が使用可能であると想定すると、変更データのみが実動場所に送信されてボリュームの同期が取られる ため、フェイルバック操作を完了するのにかかる時間を短縮することができます。

実動場所に戻ることができる場合は、この場所のストレージ・ユニットに物理的損傷が発生していないと想定して、パスを削除し、実動場所からリカバリー・サイトへのパスを新規作成することができます。 その後、フェイルバック・リカバリー要求を作成して、ストレージ・ユニットを関係の実動ストレージ・ユニットとして復元します。

以下は、フェイルオーバーおよびフェイルバックの操作に関する考慮事項です。
関連概念
コピー・サービスの使用
関連タスク
フェイルバック・リカバリー操作の実行
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