メトロ・ミラー

メトロ・ミラー機能は、ソース・ボリュームに対する変更に一致するようにボリュームの 2 次コピーを絶えず更新する、同期長距離コピー・オプションを提供します。

メトロ・ミラー・コピーでは、ソース・ボリュームおよびターゲット・ボリュームは、同一のストレージ・ユニット上にも、 または別のストレージ・ユニット上にも配置できます。ストレージ・ユニットは、ある程度離れた他のサイトに配置できます。 同期ミラーリングでは、ソース・ストレージ・ユニットに対して行った更新は、別の更新を処理する前に、ターゲット・ストレージ・ユニットに対しても行う必要があります。メトロ・ミラー はソース・ボリュームに対するホスト更新を受け取った場合、 ターゲット・ボリュームに対して対応する更新を実行します。 これにより、ターゲット・ストレージ・ユニットに対する更新が行われ、ソースおよびターゲット・ストレージ・ユニットで確認された後に、ホスト・アプリケーションで完了した書き込み操作を受け取るようにして、データの整合性が保証されます。(通常、ターゲット・ボリュームは異なるストレージ・ユニット上にあります。) これにより、ほとんど完全なデータ整合性が維持されますが、トランザクションで時間の遅れが発生する場合があります。

メトロ・ミラー を使用すると、ボリューム・ペアが全二重状態である場合にアプリケーションが書き込み操作を行うすべてのボリュームで整合性が保証されます。 エラー状態が一部のボリューム・ペア (または別の時刻の別のボリューム・ペア) に影響を与える場合、この整合性は失われます。たとえば、パスの障害のために 1 つのターゲット・ボリュームが更新できない場合は、通常、対応するソース・ボリュームが更新できるまで中断状態になります。 ただし、この更新は、ターゲット・ボリュームに転送されません。 変更されたトラックのビットマップのみが作成され、保守されます。したがって、 ボリューム間の整合性は失われますが、他のターゲット・ボリュームの書き込み操作の順序は保証されます。

メトロ・ミラー・コピーは、 最大 300 km の距離をサポートしています。メトロ・ミラー の応答時間での遅延 は、ボリューム間の距離に比例しています。 ただし、コピー操作が終了すると、ソース・データの 100% がリカバリー・サイトで使用可能になります。

以下の手順では、 リモート・ミラーおよびコピー操作でデータが書き込まれる 方法について説明します。 ターゲット・ストレージ・ユニットへのコピーは、ソース・ボリュームの入出力操作と同期化されます。
  1. アプリケーションは、ソース・ストレージ・ユニットへの書き込み入出力を要求する。 書き込み入出力がキャッシュおよび不揮発性ストレージ (NVS) に書き込まれます。
  2. メトロ・ミラー は、書き込み入出力をターゲット・ストレージ・ユニットのキャッシュおよび NVS に送信する。
  3. リカバリー・サイトのストレージ・ユニットは、更新データがキャッシュおよび NVS に保管されたときに 書き込み操作が完了したことを示す信号を送信する。
  4. 実動場所のストレージ・ユニットは、書き込み操作が完了したターゲット・ストレージ・ユニットから通知を受信すると、 入出力完了状況をアプリケーションに戻す。
関連概念
グローバル・コピー
グローバル・ミラー
整合性グループ
2105 と 1750 のあいだのコピー・サービス機能
FlashCopy
リモート・ミラーおよびコピー
関連タスク
完全ボリューム FlashCopy および後続の最新表示コピーのメトロ・ミラー・ボリューム・ペアへの作成
グローバル・コピー・ボリューム・ペアの同期への変換
関連資料
総称アラート・トラップと固有アラート・トラップ
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