除去およびインストール手順を DS CLI に適用することによって、DS CLI を使用するようにシステムをアップグレードすることができます。ただし、このアップグレードを実行する前に考慮しなければならないことがあります。
DS CLI を使用するためにシステムをアップグレードする前に、コードのレベルをアップグレードしてから、DS Storage Manager をアップグレードすることをお勧めします。
DS CLI は、IBM TotalStorage Enterprise Storage
Server® (ESS) モデル 750 および 800 に存在する以下の機能をサポートするように設計されています。
- IBM TotalStorage Enterprise Storage Server (ESS) モデル 750 および 800 の一部として構成されている
コピー・サービス・ドメイン
- ESS で使用可能な FlashCopy バージョン 2 および PPRC バージョン 2 ライセンス
ただし、DS CLI は、これらのフィーチャー用に記述した CLI スクリプトを変更なしでサポートするよう
設計されていません。
アップグレードの準備を行う場合、以下のヒントと問題点について考慮する必要があります。
- アップグレードでは DS CLI のアンインストールおよびアップグレードされた DS CLI の再インストールが必要になります。クリーン・インストールのためにはこの方法が最も確実です。ただし、システム・プロファイル・ファイルがカスタマイズされている場合、このアンインストールと再インストール・プロセスは問題となることがあります。再インストールにより、ほとんどの場合、現行システム・プロファイル・ファイルは上書きされます。現行システム・プロファイル・ファイルを維持したい場合は以下の処置を行います。
- 現行システム・プロファイル・ファイルのコピーを取り適当な場所に保管します。
- インストールの完了後、保管したシステム・プロファイル・ファイルを DS CLI のインストール・ディレクトリーにコピーします。これにより、インストールされたシステム・プロファイル・ファイルが、アップグレードされた DS CLI で上書きされます。
- DS6000 をネットワークに追加する計画ですか ?
この場合は、DS CLI アプリケーションをインストールする必要があります。このアプリケーションは、構成、パフォーマンス、およびコピー・サービス機能に使用します。さらに、ESS と DS モデルのあいだでコピー・サービス機能を実行するのに使用できるのは DS CLI だけです。
- DS6000 をネットワークから分離する計画ですか ?
この場合は、コピー・サービス機能についても、ネットワーク内の ESS と通信ができなくなります。サーバーに DS CLI をインストールすると、DS6000 をサポートできますが、ESS をサポートする新しいスクリプトを書く必要があります。