以下の情報を物理ボリュームに関連付けられているデータをマイグレーション するために論理ボリューム・マネージャー (LVM) の migratepv コマンドを使用する方法のガイドとして使用してください。
LVM の migratepv コマンドを使用すると、物理ボリュームに関連付けられているデータを マイグレーションすることができます。
# migratepv hdisk1 hdisk2 # migratepv -l datalv hdisk3 hdisk9
この例では、hdisk1 から hdisk2 にすべてのデータが マイグレーションされます。 migratepv コマンドは、すべての LVM 参照を更新します。 このコマンドが完了した後、LVM は、前に hdisk1 に保管されていたデータにアクセス するためにここを使用しません。 データが物理的に移動すると、ターゲット物理ボリュームには、ソース物理ボリュームのデータを収容するための スペア物理ボリュームが確保されます。 このコマンドが完了した後、ボリューム・グループからソース物理ボリュームを除去できます。
ユーザーを妨害しないように、システムがアクティブな間は migratepv コマンドを使用します。
migratepv [-i] [-l LVname] SourcePV DestinationPV...
# lsvg -p rootvg rootvg: PV_NAME PV STATE TOTAL PPs FREE PPs FREE DISTRIBUTION hdisk0 active 515 116 57..00..00..00..59 hdisk1 active 515 515 00..00..00..00..00
マイグレーションするディスクで現在使用されているスペースを判別します。 これは、該当するディスクの合計物理区画 (PP) の値から空き PP の値を引いた数になります。 上記の例で、(515 から 116) PP または 399 物理区画を使用している hdisk0 を参照してください。
次に、使用可能なスペースがあるディスクを見つけます。 この場合は、hdisk1 には 515 の空き物理区画があります。 この値は、必要スペースである 399 物理区画より大きいです。
LV NAME TYPE Ps PPs PVs LV STATE MOUNT POINT hd5 boot 1 1 1 closed/syncd N/A
# lslv -l hd5 hd5:N/A PV COPIES IN BAND DISTRIBUTION hdisk0 001:000:000 100% 001:000:000:000:000
この場合、マイグレーションするディスクにブート・イメージが存在しています。 最初に migratepv -l コマンドを使用してブート・イメージを移動する必要があります。