OpenVMS ファイバー・チャネルの制限

このセクションに示す制限は、ご使用の DS6000™ ライセンス・マシン・コードのバージョンが、5.0.3.157 より前の場合にのみ適用されます。 これらのバージョン以降は、この制限が除去されます。

注: DS CLI、Storage Manager、 およびライセンス・マシン・コードのバージョンは、DS CLI コマンド ver -l を使用して表示できます。
以下の制限は、DS6000ホスト・アダプターが OpenVMS ホスト・システムとの互換性を維持するために必要です。定義されたホストが 1 つ以上のストレージ・ユニット・ボリューム との間にファイバー・チャネル接続を確立した後で、DS6000アダプター・ポート上で互換性が有効になります。
  • DS6000 アダプター・ポートは、OpenVMS タイプ専用にする必要があります。各 OpenVMS ホスト・アダプターは、ファブリック・ゾーン内に おき、1 つ以上の DS6000 アダプター・ポートを付けることを推奨します。
  • ファブリック・ゾーン内にある OpenVMS ホスト・アダプターの付いた すべての DS6000 アダプター・ポートには、1 つ以上の DS6000 ボリュームを割り当てる 必要があります。このボリュームは、LUN 0 にすることができます。
  • 複数の OpenVMS システムが同一の DS6000アダプター・ポートにアクセス できます。ただし、それぞれのシステムに固有の DS6000 ポートを定義し、1 つ以上の DS6000 ボリュームを割り当てる必要があります。
  • 互換性を再び有効にするには、定義済みの OpenVMS ホストから DS6000 アダプターへの接続を強制的に再確立します。この操作は、接続先のスイッチ・ポートをいったん使用不可にしてから再び使用可能にして行います。
以下の問題は、OpenVMS ファイバー・チャネルの制限に従わない場合に、ストレージ・ユニットを HP AlphaServer OpenVMS ホスト・システムに接続したときに起こる可能性のある問題です。
ブート中にシステムがハングした場合
システムが、構成されていないホスト・アダプター・ポートにアクセスしようとしている 可能性があります。システムを訂正するには、次の内容を確認します。
  1. ファイバー・チャネル・スイッチがゾーニングを保証するように使用可能になっている。
  2. OpenVMS ホストのゾーンは、サポートするように正しく構成されたポートだけに接続されている。
  3. 間違って他のファブリック・ゾーンに OpenVMS ホスト・アダプターが含まれてはいない。
システムのマウント確認でタイムアウトになった場合
ボリュームに対する保留および将来の入出力要求がすべてエラーと なります。ディスクをいったん取り外してから再びマウントし、アクセスを 試してください。

ファイバー接続のボリュームに対するマウント確認プロセスは、システムがマウント 確認タイムアウトになるまでに完了されない場合があります。この原因は、 ブート中にシステムがハングするときと同じです。該当ボリュームへのパスが あるかどうかを確認してから、上記の項目を実行してください。

OpenVMS 専用のストレージ・ユニット・ホスト・アダプター・ポートに他のホスト・システムがアクセスした場合
ポートの互換モードは使用不可になります。ファブリック・スイッチがすべての ゾーニングを使用不可にするとこの問題が発生します。ゾーニングを再び使用可能にしても、ストレージ・ユニット・ポートの互換性は使用不可のままになります。 何らかの内部ストレージ・ユニット・プロセスのために、入出力アクティビティーをしているボリュームとの接続が一時的に失われます。 ストレージ・ユニット・アダプター・ポートが互換モードになっている場合は、OpenVMS には問題はありません。モードが使用不可になると、ディスク入出力で読み取りまたは書き込みに 失敗し、次のメッセージが表示されます。
-SYSTEM-F-TOOMANYRED, too many redirects
(-SYSTEM-F-TOOMANYRED、リダイレクトが多すぎます)
ホスト・アダプターに接続を強制的に再確立させる
ストレージ・ユニット・アダプター・ポートとのファイバー・ チャネル接続を OpenVMS ホスト・アダプターに強制的に再確立させると、互換モードが使用可能になります。 接続を強制するには、単に、ホストと該当ストレージ・ユニット・アダプター・ポートの間にある 物理ファイバー・チャネル・ケーブルの片方の端をいったん切断してから再接続します。接続を再確立するには、ファイバー・チャネル・スイッチにアクセスして、 スイッチ・ポートの 1 つを使用不可にし、再び使用可能にする方法もあります。
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