Windows 2000 または 2003 用 Emulex アダプターおよびドライバーのインストール

このセクションでは、Windows® 2000 または 2003 ホスト用の Emulex アダプター・カードおよびドライバーをインストールおよび構成する方法について説明します。

Emulex アダプター・カードを使用した単一ポートおよびデュアル・ポートの ファイバー・チャネル・インターフェースは、次のパブリックおよびプライベート・ループ・モードをサポートします。

注: Emulex LP9402DC アダプター・カードは 3.3 ボルトのカードのみであり、3.3 ボルトの PCI スロットが必要です。

Emulex アダプターをインストールおよび構成するには、以下のステップを実行します。

  1. アダプター・カード上に印刷されている IEEE 番号を記録します。この IEEE 番号を使用して、WWPN を判別できます。
  2. ホストでアダプターおよびドライバーをインストールおよび構成します。アダプターおよびアダプター・ドライバーの具体的な説明については、 ご使用のホスト・アダプターのベンダーが提供するインストール手順書を参照してください。 ホスト・アダプター・ドライバーのダウンロードとインストールまたは http://www.emulex.com/ts/docoem/ibm/index.htm を参照してください。

    表 1 には、LP9002L、LP9002DC、LP9402DC、LP9802、LP10000、LP10000DC、LP11000、LP11002、LPE11000、 および LPE11002 の各 Emulex アダプターの推奨設定値があります。 Exlcfg および HBAnywhere インターフェースにはパラメーターがあります。

  3. ケーブルをアダプターと、さらにホスト・アダプター用に構成した DS6000™またはスイッチ・ポートに接続します。 ご使用の DS6000でホスト・アダプター・ポートを構成していない場合は、DS Storage Manager を使用するホスト構成を参照してください。
表 1. Emulex LP9002L、LP9002DC、LP9402DC、LP9802、LP10000、LP10000DC、LP11000、LP11002、LPE11000、 および LPE11002 アダプターの推奨構成ファイルパラメーター
パラメーター - Exlcfg パラメーター - HBAnywhere 推奨設定値
SCSI デバイスの自動マップ Automap チェック・マークを付ける (使用可能にする)
すべての N ポートについてネーム・サーバーに照会する NsQueryAll チェック・マークを付ける (使用可能にする)
SCSI ターゲットへのマルチパスの許可 MultipleScsiClaims チェック・マークを付ける (使用可能にする)
状態変更について登録 RegisterForStateChange チェック・マークを付ける (使用可能にする)
レポート LUN を使用 UseReportLuns チェック・マークを付ける (使用可能にする)
RSCN の後にネーム・サーバーを使用 BrokenRscn チェック・マークを付ける (使用可能にする) HBAnywhere の場合は廃止 (1 の注を参照)
BusResetForBreakRes - (2 の注を参照)
LUN マッピング MapLuns チェック・マークを付ける (使用可能にする)
自動 LUN マッピング MapLuns チェック・マークを付ける (使用可能にする)
装置 ID 順にスキャン ScanDeviceIdOrder チェック・マークを付けない (使用不可にする)
磁気テープ装置のターゲット・リセットを使用不可にする TapeResetMask チェック・マークを付けない (使用不可にする)
LIP 後に PDISC の代わりに PLOGI を使用 ForcePlogi チェック・マークを付ける (使用可能にする)
SCSI デバイスにクラス 2 を使用可能化 Class2Enable チェック・マークを付けない (使用不可にする)
不明 SCSI デバイスのレポート ShowUnknowns チェック・マークを付けない (使用不可にする)
消失装置の検出 AttemptReEstablish チェック・マークを付けない (使用不可にする)
キュー・フルをビジーに変換 TranslateQueueFull 接続された LUN が PPRC または FlashCopy ペアの一部の場合は、チェック・マークを付ける (使用可能)。

接続された LUN が PPRC または FlashCopy ペアの一部ではない場合は、チェック・マークを付けない (使用可能)。

再試行にバス・リセット状況を使用 RegisterForStateChange チェック・マークを付けない (使用不可にする)
ユニット・アテンションの再試行 RetryUnitAttention チェック・マークを付けない (使用不可にする)
PLOGI オープン障害の再試行 RetryPlogiOpenFailure チェック・マークを付けない (使用不可にする)
FCP-2 リカバリーを使用可能にする FcTape チェック・マークを付ける (使用可能にする)
FDMI を使用可能にする EnableFDMI チェック・マークを付けない (使用不可にする)
LUN の最大数 MaximumLun ホスト・バス・アダプターが使用できるストレージ・ユニット LUN の数と等しいか、またはそれ以上
キューの最大長 MaximumQueueDepth 8
ドライバー・トレース・マスク 0x ffTraceMask 0
タイマー設定値 (チューニング・ドロップダウン・メニュー)
リンク・タイマー LinkDownTimer 30 秒 (3 の注を参照) 
再試行数 RetryAttempts 64 (3 の注を参照)
E_D_TOV EDTOV 2000 ミリ秒 (3 の注を参照)
AL_TOV EDTOV 15 ミリ秒 (3 の注を参照)
待機レディー・タイマー WaitReadyTimerVal 45 秒 (3 の注を参照)
再試行タイマー RetryTimer 2000 ミリ秒 (3 の注を参照)
R_A_TOV RATOV 2 秒 (3 の注を参照) 
ARB_TOV ARB_TOV 1000 ミリ秒 (3 の注を参照)
チューニング・リンク制御
トポロジー InitLinkFlags
  • Point-to-point No 2 Gb/s 0x02000002
  • Point-to-Point Yes 2 Gb/s 0x02800002
  • Point-to-Point No 4 Gb/s 0x04000002
  • Point-to-Point Yes 4 Gb/s 0x04800002
  • アービトレーテッド・ループ No 2 Gb/s 0x02000000
  • アービトレーテッド・ループ Yes 2 Gb/s 0x02800000
  • アービトレーテッド・ループ No 4 Gb/s 0x04000000
  • アービトレーテッド・ループ Yes 4 Gb/s 0x04800000
  • No/Yes はファブリックの自動検出を参照する
  • (4 の注を参照)
リンク速度 InitLinkFlags 上記を参照
SLIM 内のホスト・ポインター 対応値が見つからない チェック・マークを付けない (使用不可にする)
注:
  1. これらのフィールドは使用されなくなりましたが、将来使用の可能性のために保存されています。
  2. このパラメーターは、elxcfg インターフェースを使用して直接管理することはできません。 このパラメーターのフォーマットは readme.txt ファイルおよび以下のテキストに文書化されています。 1 の場合は、IOCTL_STORAGE_BREAK_RESERVATION IOCTL を受け取るとき、 ターゲット・リセットではなくバス・リセットを出します。デフォルトは 0 で、 ターゲット・リセットを指定されたターゲット ID に出します。
  3. HBAnyware インターフェースのタイマー関連のパラメーターはすべて、 「チューニング/タイマー (Tuning/Timers)」メニューの下の elxcfg インターフェースで管理されます。
  4. トポロジーおよびリンク速度は、 「チューニング/リンク (Tuning/Link)」制御メニューの下の exlcfg インターフェースで管理されます。 HBAnyware インターフェースでは、これらは 1 つのパラメーター InitLinkFlags に結合されます。 このパラメーターのフォーマットは、readme.txt ファイルおよび以下のテキストに文書化されています。
    • InitLinkFlags は複数のフィールドに分かれています。ビット 0 から始まり、ビット 0-2 は初期化タイプです。 ビット 0-2 が 000 の場合、リンクはアービトレーテッド・ループとして初期化されます。 ビット 0-2 が 010 の場合、リンクは Point-to-Point として初期化されます。 ファブリックの存在は、どちらの場合も自動的に検出されます。
    • ビット 23 が設定されている場合、アダプターは、最初の選択が初期化できなかった場合、 別のトポロジー・タイプを試行しなければならないことを示します。 このオプションは、このオプションをサポートするファームウェアでのみ使用できます。
    • ビット 24 から 31 は、エンコードされた速度値です。 ビット 24-31 が 0x00 の場合、リンク速度の発見は自動的に行われます。 ビット 24-31 が 0x01 の場合、リンク速度は 1 ギガビット/秒に強制されます。 ビット 24-31 が 0x02 の場合、リンク速度は 2 ギガビット/秒に強制されます。 ビット 24-31 が 0x04 の場合、リンク速度は 4 ギガビット/秒に強制されます。 このオプションは、複数のリンク速度をサポートするアダプターでのみ使用できます。

StorPort Miniport ドライバーの推奨設定値については、 表 2 をガイドラインとして参考にしてください。

表 2. StorPort Miniport ドライバーの設定値
パラメーター 推奨設定値
AutoMap 2 (WWPN)
Class 3 (Class 3 FC)
Coalesce MsCnt 0
CoalesceRspCnt 8
DiscoveryDelay 0
EnableAck0 Enabled
EnableAck0 0
FrameSizeMSB 0
HardAPIa 0x0
InitTimeOut 15
LinkSpeed 4Gb または 2Gb
LinkTimeOut 30
LogErrors 3
NetworkOption 0
NodeTimeOut 30
NumFcpContext 512
QueueDepth 32
QueueTarget 0
RmaDepth 16
ScanDown Enabled
TargetOption 0
Topology
  • 0 Loop
  • 1 F_Port Fabric
  • 2 Loop then F_Port
  • 3 F_Port then Loop
TraceBufSiz 250000
UseAdisc Disabled
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