プロセッサー・カードの取り外し

サーバー・エンクロージャーまたは拡張エンクロージャーからプロセッサー・カードを取り外すには、 このタスクを実行します。 これは、システムの電源がオフの場合でもオンの場合でも行えます。

ESD 警告損傷を防ぐために承認済み ESD プロシージャーを使用します。

プロセッサー・カードを取り外す前に、 エラー標識が点灯していることを確認する必要があります。プロセッサー・カードのエラー・ライトが点灯していない場合は、まず、DS Storage Manager に進み、プロセッサー・カードをオフラインにする必要があります。 また、交換用のプロセッサー・カードが用意されていることも確認する必要があります。

プロセッサー・カードの取り外しと再取り付けにより、以下の影響が生じる可能性があります。
  • エラー標識がこはく色に点灯していないプロセッサー・カードを取り外すと、性能低下およびデータへのアクセスの損失の原因になります。
    注: オレンジ色のエラー標識が点灯しているプロセッサー・カードを取り外しても、ストレージ・ユニットの操作への影響はありません。
  • 最初のプロセッサー・カードが取り外されているときに 2 番目のプロセッサー・カードに障害が起こると、そのエンクロージャーでは、構成設定の損失およびデータへのアクセスの損失が生じます。障害時に何らかのプロセスが行われていた場合、データ損失が発生する可能性があります。
  • ストレージ・ユニットからホストに複数のパスが構成されていない場合、プロセッサー・カードを取り外すと、ホスト・システムへのアクセスの損失が生じます。

このため、プロセッサー・カードの取り外しと取り替えは、一時に 1 つずつ行う必要があります。 エンクロージャーにそのまま残っているプロセッサー・カードは構成設定を保存しており、 エンクロージャーに新規プロセッサー・カードが入れられると、構成情報がこのカードに転送されます。 構成設定を転送するのにかかる時間は、 ネットワーク接続、入出力トラフィック、およびその他の要因によって異なります。

重要: エンクロージャーからプロセッサー・カードを取り外す際は、 必ず、特定のサーバー・エンクロージャーまたは拡張エンクロージャーにあるすべてのリソースが、 同じ物理エンクロージャー内の同じ場所に再度取り付けられるようにしてください。 光ファイバー・ケーブルおよびイーサネット・ケーブルの場所を記録して、元の場所がわかるようにします。

プロセッサー・カードをエンクロージャーから取り外したら、 カードを取り替える前に 2 分以上待ってください。

プロセッサー・カードは、拡張エンクロージャーの背面に取り付けられています。 1 枚のカードは、背面オペレーター・パネル下部の、バッテリー・バックアップ装置の上部に取り付けられています。もう 1 枚のカードは、バッテリー・バックアップ装置の下部の、システム・サービス・カードの上部に取り付けられています。

プロセッサー・カードの位置

デュアル・プロセッサー・カードを交換する場合は、プロセッサー・カードを 1 枚ずつ交換して、少なくとも 1 枚のプロセッサー・カードがエンクロージャー内で常時作動するようにしてください。最初のプロセッサー・カードを交換したら、DS Storage Manager を使用してエンクロージャーにアクセスできるようになるまで待ってから、2 枚目のプロセッサー・カードを取り外して交換します。両方のプロセッサー・カードを同時に取り外さないでください。

  1. オレンジ色のリリース・ボタンを押します。 こうすれば、両方のハンドルがリリースされます。
  2. 両方のハンドルを、それぞれ片手でつかみます。
  3. 両方のハンドルをエンクロージャーの外側へ引き出します。 右のハンドルは、エンクロージャーの右方に引き出します。 左のハンドルは、エンクロージャーの左方に引き出します。 こうすれば、プロセッサー・カードがスロットから一部イジェクトされます。
  4. ハンドルを使用してプロセッサー・カードをスロットから一部引き出します。
  5. プロセッサー・カードを両手でつかんで、リソースをスロットから完全に引き出します。
以下の図は、プロセッサー・カードの取り外し手順を示しています。
プロセッサー・カード取り外しおよび置換のプロシージャー
このプロセッサー・カードを新しいプロセッサー・カードと交換する必要があります。
関連概念
プロセッサー・カード
MTMS ラベル
ケーブルのルーティング
関連タスク
光ファイバー・ケーブルと SFP の取り外し
ESD リスト・ストラップの着用
ストレージ複合へのストレージ・ユニットの割り当て (リアルタイムのみ)
交換パーツを要求する
関連資料
DS6000 リソースの位置コード
ESD 要件を理解する
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