ライセンス交付を受けた機能は、ストレージ・ユニット・システム・オペレーティング・システムとソフトウェア機能です。これらの機能には、必要なフィーチャーおよびオプション・フィーチャーが
含まれています。
以下のカテゴリーは、選択可能な DS6000™ シリーズのライセンス交付を受けた機能のタイプを示しています。
- 操作環境ライセンス
すべての DS6800 システムについて、
操作環境ライセンスをオーダーする必要があります。
DS6800 フィーチャー・コード (50xx)
で獲得される IBM®
許可のエクステントは、DS6800 システムの物理容量をまかなうものでなければなりません。
この場合、システムは基本エンクロージャーとすべての接続拡張エンクロージャーとして定義されます。
- DS6000
シリーズのコピー・サービス
DS6000 シリーズは、
ライセンス交付オプションを提供します。このオプションは、
以下のように、DS6800 FlashCopy
®
(ポイント・イン・タイム・コピー) のフィーチャー・コード 52
xx、
およびリモート・ミラーおよびコピーのフィーチャー・コード 53
xx で使用できます。
- この機能をオープン・システム・データでのみ使用する場合は、固定ブロック (FB) として構成された合計物理容量のみに対するライセンスが必要です。
- この機能を zSeries®
データでのみ使用する場合は、
カウント・キー・データ (CKD) として構成された合計物理容量にのみライセンスが必要です。
- この機能をオープン・システムと zSeries
データの両方で使用する場合は、DS6000
拡張エンクロージャーを含む DS6800 システムの合計構成容量に対するライセンスが必要です。
さらに、
ライセンス有効範囲 (FB、CKD、またはマシン全体) は、
IBM Web
ベース・アプリケーションを使用してクライアント管理されます。
これにより、所定のマシン上のライセンス有効範囲をビジネス要件変更として変更することができます。
- 並列アクセス・ボリューム
並列アクセス・ボリューム
(PAV) 機能は、zSeries
ホストで複数の並行入出力操作を行うことができるようにするオプション・フィーチャー (コード 51xx) です。
PAV には、FICON®
接続機構コード 5915 の購入が必要です。
PAV ライセンスにより、指定された容量での PAV の使用が許可されます。
各フィーチャー・コードによって提供される許可レベルは、
フィーチャー・コードの記述内に示されます。単位は物理容量を表し、この場合、TB (テラバイト) は 1 兆バイトです。
このライセンス交付を受けた機能の総許可レベルは、
すべての購入済みフィーチャー・コードと関連した単位 (テラバイト) の合計です。
これらのフィーチャーは、どのようなシーケンスまたは組み合わせでも購入できます。
IBM 許可の範囲は、
追加のフィーチャー・コードを購入するたびに増大します。
このライセンス交付を受けた機能は、物理容量に基づいて許可されるもので、CKD というライセンス有効範囲を持ちます。総許可レベルは、論理的に CKD として構成される DS6800 システム内の物理容量の合計量以上でなければなりません。
以下のセクションは、ライセンス交付を受けた機能についての計画を立てる際に役立ちます。
注: DS6800 のライセンス交付を受けた機能のコンテキストでは、
「DS6800 システム」とは、DS6800 基本エンクロージャーおよび物理的に接続されたすべての
DS6000
拡張エンクロージャーを指します。
- 使用可能化
- 許可
- 管理
- 活動化
- 制約
- ライセンスのアップグレード
- 非活動化
使用可能化: DS6800 システムのライセンス交付を受けた機能は、DS6800
ライセンス交付を受けた機能のフィーチャー・コードを取得することによって使用可能になります。
許可: ライセンス交付を受けた機能のフィーチャー・コードを取得すると、
そのライセンス交付を受けた機能の IBM
許可レベル、または、物理容量で表したライセンス・サイズのエクステントが確立されます。
所定のライセンス交付を受けた機能の DS6800 システムの許可レベルの合計は、
その DS6800 に関連している、取得済みフィーチャー・コードに関連した単位の合計です。
DS6800 上のライセンス交付を受けた機能のフィーチャー・コードのそれぞれが、DS6800 システム全体の許可レベルを確立します。
たとえば、1 台のモデル 511 基本エンクロージャーおよび 2 台のモデル EX1 拡張エンクロージャーを備えた DS6800 システムでは、
ライセンス交付を受けた機能のフィーチャー・コードの取得は、モデル 511 に関してのみ必要です。
物理容量を基にして許可されたライセンス交付を受けた機能の場合は、
モデル 511 のフィーチャー・コードによって確立された許可レベルには、
接続されたモデル EX1 拡張エンクロージャーの物理容量も含まれていなければなりません。
ライセンス交付を受けた機能のそれぞれのフィーチャー・コードは、DS6800
の 1 つの特定のシリアル・コードにのみ適用されるものであり、その他のストレージ・ユニットに転送可能ではありません。
管理: ライセンス交付を受けた機能のフィーチャー・コードが取得されると、
これらのフィーチャー・コードは、IBM
Disk Storage Feature Activation (DSFA) Web サイトを使用して管理されます。
管理アクティビティーには、以下のものがあります。
- ライセンス有効範囲の選択、および、
- ライセンス値の割り当て。
活動化: ライセンス交付を受けた機能は、DS6800
システムにフィーチャー活動化コードをインストールすることによって活動状態になります。
フィーチャー活動化コードは、
IBM
Disk Storage Feature Activation (DSFA) Web サイトで入手できます。
制約: DS6800 のライセンス交付を受けたマシン・コードには、
確立された許可レベルとの準拠を保守するためのロジックおよびその他のテクノロジーが入っています。
物理容量は、論理的には、各ストレージ・タイプの許可レベルのエクステントまで構成できます。
ライセンス交付を受けた複数の機能が同じライセンス有効範囲を持っている場合は、
IBM
許可のエクステントは、最も低い許可レベルを持ったライセンス交付を受けた機能によって定義されます。
ライセンスのアップグレード: ライセンス交付を受けた機能の許可レベルは、
ライセンス交付を受けた機能の追加フィーチャー・コードを取得することによって増やすことができます。
ライセンス有効範囲: ライセンス有効範囲とは、
その機能が使用できるストレージおよびサーバーのタイプを指します。
- ALL
- ライセンス交付を受けた機能は、すべての接続サーバーのデータと共に使用できます。
- CKD (カウント・キー・データ)
- この機能は、FICON に接続されたサーバーにあるデータでのみ使用できます。
- FB (固定ブロック)
- この機能は、ファイバー・チャネルに接続されたサーバーにあるデータでのみ使用できます。
ライセンス交付を受けた機能のフィーチャー・コードをオーダーするときは、
ライセンス有効範囲は選択しません。
1 つのライセンス交付を受けた機能で複数のライセンス有効範囲オプションを持っている場合は、
DSFA Web サイトからフィーチャー活動化コードを取り出すときに、ライセンス有効範囲を選択できます。
ただし、ライセンス交付を受けた機能に必要な許可レベルを決めるときは、
ライセンス有効範囲について考慮する必要があります。
たとえば、次のようにします。
- 以下のように 10 TB (総物理容量) マシンを論理的に構成するとします。
- FICON 接続サーバー (CKD 容量) およびファイバー・チャネル接続サーバー (FB 容量)
のそれぞれにあるデータの一部分にポイント・イン・タイム・コピーを使用する。 これは、
ポイント・イン・タイム・コピーの有効範囲を DSFA 内で ALL として選択する必要があることを意味します。
この結果、
構成された FB および CKD の容量の合計が 10 TB になるので、10 TB ポイント・イン・タイム・コピー許可レベルが必要になります。
- ファイバー・チャネル接続サーバー (FB 容量) にあるデータの一部分にのみリモート・ミラーおよびコピーを使用する。
これは、リモート・ミラーおよびコピーの有効範囲を DSFA 内で FB として選択する必要があることを意味します。
この結果、構成された総 FB 容量が 5 TB になるので、5 TB のリモート・ミラーおよびコピー許可レベルのみが必要になります。
- ライセンス交付を受けた機能の以下の許可レベルが必要です。
- 10 TB 操作環境ライセンス
- 10 TB ポイント・イン・タイム・コピー
- 5 TB リモート・ミラーおよびコピー
- FICON 接続。
物理容量 (ディスク・ドライブ) は、論理的には、
そのストレージ・タイプの許可レベルのエクステントまで構成できます。
ライセンス交付を受けた複数の機能が同じライセンス有効範囲を持っている場合は、
IBM
許可のエクステントは、最も低い許可レベルを持ったライセンス交付を受けた機能によって定義されます。
たとえば、次のようにします。
- 以下のライセンスおよびライセンス有効範囲の指定がある 10 TB マシン (総物理容量) を想定します。
- 稼働環境ライセンスは 10 TB、有効範囲 = ALL
- PAV は 7 TB、有効範囲 = CKD
- ポイント・イン・タイム・コピーは 9 TB、有効範囲 = ALL
- リモート・ミラーおよびコピーは 6 TB、有効範囲 = FB
- ポイント・イン・タイム・コピーには最低の "ALL" 有効範囲指定があり、そのため、
稼働環境ライセンス値が 10 TB である場合でも、
構成できる FC および CKD ストレージの量 (合計容量) が 9 TB に制限される。
- リモート・ミラーおよびコピーには最低の "FB" 有効範囲指定があり、このため、
論理的に構成できる FB ストレージの量が 6 TB に制限される。
- PAV には最低の "CKD" 有効範囲指定があり、このため、
論理的に構成できる CKD ストレージの量は 7 TB に制限される。
- 活動化されたライセンス交付を受けた機能の有効範囲選択によって、
以下のことを行うことができます。
- 最大 7 TB の CKD 容量の構成
- 最大 6 TB の FB 容量の構成
- 合計容量のうちの最大 9 TB のみの構成
DSFA を使用すると、いつでもライセンス有効範囲を変更でき、さらに、
新しいフィーチャー活動化コードを取得してマシンに適用できます。
以下のライセンス有効範囲を変更する場合、
新しいフィーチャー活動化コードをマシンに適用する作業は、マシンを中断せずに実行できます。
- CKD を ALL に変更する
- FB を ALL に変更する
以下のライセンス有効範囲を変更する場合に新しいフィーチャー活動化コードを適用する作業は、
マシンを中断して実行する必要があり、
マシンの電源をオフにし、またオンにして変更を有効にする必要があります。
- ALL を CKD に変更する
- ALL を FB に変更する
- CKD を FB に変更する
- FB を CKD に変更する
非活動化: ライセンス交付を受けた機能の非活動化は、DSFA Web サイトにアクセスし、
ゼロ (0.0 TB) またはオフというライセンス値を変更することによって行えます。
新しいフィーチャー活動化コードが生成され、このコードをマシンにインストールすると、
マシンの次回の初期マシン・ロード (IML) 中は機能が非活動状態になります。
注: ライセンス交付を受けた機能の非活動化は、
マシンを中断する必要がある作業で、IML が必要です。
ライセンス交付を受けた機能を DSFA Web サイトを使用して非活動化した場合、
取得したライセンス交付を受けた機能のフィーチャー・コードはマシンに割り当てられたままになります。
これは、ライセンス交付を受けた機能を将来ふたたび活動化する場合、
ライセンス交付を受けた機能のフィーチャー・コードを再度取得する必要がないことを意味します。
非活動化したライセンス交付を受けた機能の再活動化は、DSFA Web サイトにアクセスし、
ライセンス値をゼロ以外の値に変更することによって行うことができます。
新しいフィーチャー活動化コードが生成され、このコードをマシンにインストールすると、
機能が活動状態になります。
再活動化は、マシンを中断する必要がないアクティビティーです。