SNMP アラートは、 DS6000™ シリーズで問題が発生したことをユーザーに通知します。
Simple Network Management Protocol (SNMP) は、TCP/IP ネットワークを使用した、SNMP マネージャーと SNMP エージェントとの間の通信を可能にします。 SNMP マネージャーを使用すると、SNMP エージェントが送信するメッセージを表示できます。 SNMP オブジェクトは、SNMP マネージャーの管理情報ベース (MIB) を使用して定義できます。 MIB に入っているオブジェクトは、ストレージ・ユニットおよび接続されているホストの管理に関連しています。 これらのオブジェクトが定義されると、ユーザーは、SNMP エージェント (この場合は DS6000 シリーズ) から SNMP マネージャーに送信された SNMP アラートを受け取ることができます。 ユーザーは、DS6000 シリーズでエラーが発生すると、SNMP アラートを受け取ります。
SNMP メッセージは、問題ログ項目が生成されるたびに送信されます。 SNMP メッセージを受け取ったら、 DS Storage Manager の中の、 対応する問題ログ項目を検討してください。 問題ログ項目および対応するヘルプ文書に記載されている指示にしたがって問題を解決してください。 ほとんどの問題ログ項目は、そのログ項目を生成した問題が訂正されると、自動的にクローズします。 ただし、手動でクローズしなければならない問題もいくつかあります。 手動でクローズしなければならない問題は、 個々の問題のメッセージ・テキストの中に示されています。
1 つの SNMP メッセージと 1 つの問題ログ項目が、問題の最初のインスタンスが発生したときに生成されます。 同じ問題が追加して発生した場合は、 そのことが問題記録に記されますが、追加の SNMP メッセージは生成されません。
SNMP メッセージには、SRC およびアラート・トラップという 2 つのタイプのエラー・コードが入ります。 システム・リソース・コード (SRC) は 8 桁の 16 進コードです。また、アラート・トラップは、 総称アラート・トラップ番号と特定アラート・トラップ番号の組み合わせを使用して、エラーのタイプを示します。
以下の SNMP メッセージの例は、 総称および特定アラート・トラップの組み合わせ、およびシステム・リソース・コード (SRC) の両方を示しています。
SNMP Trap received at : 2006-01-19 10:24:13.265 Trap date is : Thu Jan 19 10:24:13 CET 2006 Message : version=0 communityString=public enterprise=1.2.3.4.5.6.7.8.901 agentAddr=1.2.3.4 genericTrap=6 specificTrap=3 timeStamp=17968154 (1.3.6.1.4.1.2.6.130.1.5:323030362f30312f31392031313a31333a3032204d616e75666163747572657 23d49424d0a5265706f7274696e674d544d533d313735302d3531312a313341415957410a50726f624e6d3d3 23030362d30312d31392d31312e31332e30352e3733323832360a4c7061724e616d653d200a4661696c696e6 7456e636c6f737572654d544d533d313735302d3531312a313341415957410a5352433d30784245383032363 4430a4576656e74546578743d200a) Translation of the character string after the : (one byte = ASCII character) 2006/01/19 11:13:02 Manufacturer=IBM ReportingMTMS=1750-511*13ABCDE ProbNm=2006-01-19-11.13.05.732826 LparName= FailingEnclosureMTMS=1750-511*13ABCDE SRC=0xBE80264C EventText=
この例では、SNMP メッセージは、総称アラート・トラップ 6 および特定アラート・トラップ 3 を示し、 これによって、問題ログ項目が作成されたことを表しています。 また、この SNMP メッセージの例は、0xBE80264C という SRC を示し、 これによって、ホスト・システム・ケーブルまたは SFP にハードウェア・エラーがあることを表しています。