ライブラリの管理

LibMON ホームページ上端のライブラリ管理領域には、サーバーに接続されている各ライブラリの状態に関する情報が表示されます。



新しいライブラリを作成する


注 - LibMON でライブラリの作成や更新を行う際には、別のアプリケーションがそのライブラリを使用していないことを確認してください。この確認を行うことで、LibMON はライブラリの監視に必要な初期情報を収集することができるようになります。
  1. 「作成」メニューで、「ライブラリ」をクリックします。

    LibMON が「ライブラリデバイス名」ダイアログボックスを開きます。

  2. メディアチェンジャーのデバイス名を入力して、「了解」をクリックします。

    SCAN-DEVICES ユーティリティーを実行したときに、このデバイス名をメモしています。

    LibMON は、初期検査と情報収集処理を実行して、「ライブラリ属性ブックの作成」ダイアログボックスを開きます。

    このダイアログボックス左側の「セクション」は、ダイアログボックスの各セクションへのハイパーテキストリンクを提供します。



    これらのセクションのオプションに関する詳細は、表 4 を参照してください。

  3. 「デバイス名」をクリックします。

    ダイアログボックスに「デバイス名」セクションが表示されます。

  4. テープドライブのデバイス名を入力します。

    1. テープドライブがサーバーに接続されている場合は、SCAN-DEVICES ユーティリティーを実行したときに決定したデバイス名を入力します。

    2. テープドライブがサーバーに 接続されていない 場合は、ドライブの複製デバイス名を入力します。

      複製デバイス名エントリについては、複製エントリの使用法 を参照してください。


注 - 入力するデバイス名は、バックアップソフトウェアで使用している名前と必ず一致させてください。ほとんどの場合、巻き戻しなしデバイスに関連付けられたデバイス名を選択する必要があります。
  1. この時点で分かっている、その他のライブラリ情報を入力します。

  2. 「了解」をクリックして、変更内容を保存します。

    テープライブラリのデバイス名が検査され、ライブラリがデータベースに入力されて、 LibMON によるそのテープライブラリの監視が開始されます。

    ライブラリを作成しないで「ライブラリ属性ブックの作成」ダイアログボックスを終了するには、「取り消し」をクリックします。

複製エントリの使用法


注 - LibMON は、サーバーに接続されていないテープライブラリを監視することはできません。また、「テープドライブ」デバイス名フィールドを設定せずに LibMON でライブラリを作成することもできません。別のホストに接続されているテープドライブがライブラリに含まれている場合は、接続されていない各テープドライブの複製エントリを作成して、これらの制限を回避してください。
複製デバイス名エントリは、1 つまたは複数のテープドライブが LibMON サーバー以外のホストに接続されているライブラリを LibMON で監視する場合に必要となります。

-dup オプションを付けて LibMON を起動した場合にだけ、LibMON で複製エントリを作成することができます。-dup オプションを付けて LibMON を起動するには、root として以下のコマンドを実行してください。

# /opt/SUNWlmon/START-LIBMON -dup


たとえば、テープライブラリにドライブが 4 つあり、その内の 2 つだけ(/dev/rmt/0n/dev/rmt/1n)が LibMON サーバーに接続されている場合には、その有効な 2 つのデバイス名のいずれかを残りの 2 つのテープドライブのデバイス名として入力する必要があります。入力後の「デバイス名」セクションは次のようになります。

テープドライブ 0: /dev/rmt/0n
テープドライブ 1: /dev/rmt/1n
テープドライブ 2: /dev/rmt/0n (複製エントリ)
テープドライブ 3: /dev/rmt/0n (複製エントリ)

この場合、LibMON は「物理表示」と「論理表示」ページ上の各ドライブの内容を表示します。ただし、表示されるドライブデータは、指定された物理ドライブのドライブデータです。

ライブラリを選択する

ライブラリの表示属性を設定したり、ライブラリの詳細情報にアクセスする場合には、そのライブラリを先に選択する必要があります。



ライブラリのページレイアウトを選択する

「ライブラリのページレイアウト」オプションは、デフォルトで「大きなアイコン表示」に設定されています。この設定を変更する場合は、以下の手順に従ってください。

  1. 「LibMON ホーム」ページに移動します。

    「LibMON ホーム」メニューで、「属性」をクリックします。

  2. LibMON が 「LibMON ホームページの属性」ダイアログボックスを表示します。

  3. 「ライブラリのページレイアウト」オプションを「大きなアイコン表示」または「テーブル表示」に設定します。

    各設定の説明については、ライブラリ管理領域の使用法 を参照してください。

  4. 「了解」をクリックして、設定内容を保存し、「LibMON ホーム」ページに戻ります。

    前のオプション設定に戻すには、「リセット」をクリックします。新しい設定を保存せずに 「LibMON ホーム」ページに戻るには、「取り消し」をクリックします。


注 - LibMON は、この設定をユーザー初期設定として保存します。 LibMON にログインするたびに、 LibMON はこの設定を使用します。

ライブラリ表示属性を設定する

  1. 「LibMON ホーム」ページで、ライブラリを選択します。

  2. 「表示」メニューで、「表示」をクリックします。

    LibMON が「ライブラリ表示属性」ダイアログボックスを表示します。

  3. リスト内の属性を選択します。選択したら、「追加」ボタンをクリックしてその属性を「表示属性」ボックスに移動するか、または「削除」ボタンをクリックしてその属性を「表示属性」ボックスから移動します。


注 - 「テーブル表示」を選択すると、選択した属性がライブラリ管理領域に表示されます。「大きなアイコン表示」を選択すると、リスト内の最初の属性だけがライブラリ管理領域に表示されます。

注 - 「表示属性」ボックスには、少なくとも 1 つの属性が含まれている必要があります。
    使用可能なライブラリ表示属性を以下の表に示します。

表 2 ライブラリ表示属性
属性
説明
ライブラリ名1
ライブラリ名が定義されている場合は、そのライブラリ名が表示されます。ライブラリ名が定義されていない場合は、そのライブラリはメディアチェンジャー(ロボット)のデバイス名で表示されます。
シリアル番号
ライブラリのシリアル番号。
ライブラリの場所1
ライブラリの位置。
製品 ID1
ライブラリモデルの固有の製品 ID。
連絡先名1
ライブラリに割り当てられた連絡先の名前。
連絡先電子メールアドレス
連絡先の電子メールアドレス。
連絡先の電話番号
連絡先の電話番号。
連絡先のページャー
連絡先のページャー番号。
1 デフォルトでは、これらの属性が表示されます。


  1. 「了解」をクリックして、変更内容を保存し、「ライブラリ表示属性」ダイアログボックスを終了します。

    以前に保存した設定に戻すには、「リセット」をクリックします。変更内容を保存しないで「ライブラリ表示属性」ダイアログボックスを終了するには、「取り消し」をクリックします。


注 - LibMON は、これらの設定をユーザー初期設定として保存します。LibMON にログインするたびに、LibMON はこれらの設定を使用します。

ライブラリのソート順を設定する

  1. 「LibMON ホーム」ページで、ライブラリを選択します。

  2. 「表示」メニューで、「ソート」をクリックします。

    LibMON が「ライブラリソート順」ダイアログボックスを表示します。

  3. リスト内の属性を選択します。選択したら、「追加」ボタンをクリックしてその属性を「ソート順」ボックスに移動するか、または「削除」ボタンをクリックしてその属性を「ソート順」 ボックスから移動します。

    「ソート順」ボックス内の属性は、「テーブル表示」が選択されているときのライブラリ管理領域のソートキーです。


注 - 「ソート順」ボックスには、少なくとも 1 つの属性が含まれている必要があります。
    使用可能なソート順属性を以下の表に示します。
表 3 ライブラリのソート順属性
属性
説明
ライブラリ名1
ライブラリ名が定義されている場合は、そのライブラリ名が表示されます。ライブラリ名が定義されていない場合は、そのライブラリはメディアチェンジャー(ロボット)のデバイス名で表示されます。
ライブラリの場所
ライブラリの位置。
連絡先名
ライブラリに割り当てられている連絡先の名前。
1 この属性は、ソート処理で使用されるデフォルトの主要なキーです。


  1. 「ソート順」ボックス内で属性を上下に移動するには、上向きの矢印ボタンまたは下向きの矢印ボタンをクリックします。

    「ソート順」ボックス内の配置によって、その属性が主ソートキー、第二ソートキー、第三ソートキーのどれであるかが決まります。

  2. 「昇順」または「降順」を選択します。



  3. 「了解」をクリックして、変更内容を保存し、「ライブラリソート順」ダイアログボックスを終了します。

    以前に保存した設定に戻すには、「リセット」をクリックします。変更内容を保存しないで「ライブラリソート順」ダイアログボックスを終了するには、「取り消し」をクリックします。


注 - LibMON は、これらの設定をユーザー初期設定として保存します。LibMON にログインするたびに、LibMON はこれらの設定を使用します。

ライブラリの詳細情報を表示する

LibMON は、監視される各ライブラリの「ライブラリ属性」ページを管理しています。このページには、ライブラリの作成時に入力した情報がすべて含まれています。また、このページを使用して、各ライブラリデバイス(ロボットまたはテープドライブ)のしきい値を設定することができます。

ライブラリの「ライブラリ属性」ページを開くには、以下の手順に従ってください。

  1. 「LibMON ホーム」ページで、ライブラリを選択します。

  2. 「選択」メニューで、「属性」をクリックします。.

    選択したライブラリの「ライブラリ属性」ページを LibMON が開きます。

    ページ左側の「セクション」は、ページの各セクションへのハイパーテキストリンクを提供します。

  3. いずれかのセクションに移動する場合は、そのリンクをクリックします。



    「ライブラリ属性」ページの各フィールドの詳細説明を以下の表に示します。

表 4 「ライブラリ属性」ページのフィールドの説明
セクション名
フィールドおよびオプション
説明
設定
ライブラリ名
このフィールドを使用して、ライブラリの名前を入力することができます。このフィールドに名前を入力しなかった場合は、LibMON はメディアチェンジャー(ロボット)のデバイス名でそのライブラリを参照します。
シリアル番号
このフィールドを使用して、ライブラリのシリアル番号を入力することができます。この番号は、テープライブラリの背面パネルに付けられています。
ライブラリの場所
このフィールドを使用して、ライブラリの位置(たとえば、ルーム番号など)を入力することができます。
製品 ID
このフィールドには、テープライブラリモデルの固有の製品 ID が表示されます。LibMON は、SCSI 照会を行って、この値を自動的に設定します。この値を変更することはできません。
製品のバージョン
このフィールドには、ファームウェアのバージョンレベルが表示されます。LibMON は、SCSI 照会を行って、この値を自動的に設定します。この値を変更することはできません。
自動クリーニング
このフィールドの値は、SCSI モードセンスの結果として LibMON が最初に設定します。この設定は、変更することができます。
  • 「入」に設定すると、自動ドライブクリーニング機能が有効になります。
  • 「切」に設定すると、自動ドライブクリーニング機能は無効になります。
テープドライブによっては、このオプションを使用できない場合もあります。
自動目録機能
このフィールドの値は、SCSI モードセンスの結果として LibMON が最初に設定します。この設定は、変更することができます。
  • 「入」に設定すると、自動目録機能が有効になり、ライブラリはオンラインになる前にすべてのエレメントを目録に記録します。
  • 「入」に設定すると、自動目録機能は無効になります。この機能を無効にすると、Init Element Status または Init Element Status with Range コマンドを発行したときにだけ、ライブラリは自身の目録を作成します。
テープライブラリによっては、このオプションを使用できない場合もあります。
バーコードラベル検査 このフィールドの値は、SCSI モードセンスの結果として LibMON が最初に設定します。この設定は、変更することができます。
  • 「オン」に設定すると、バーコードラベルの検査機能が有効になります。この機能を有効にすると、ライブラリは目録機能の実行時にすべてのバーコードラベルを走査してからオンラインになります。
  • 「切」に設定すると、バーコードラベルの検査機能は無効になります。この機能を無効にすると、バーコードラベルは走査されません。
注: テープライブラリは、通常の目録機能処理の一部としてのみバーコード走査を実行します。このオプション設定を変更した場合は、目録機能処理が行われるまでライブラリ内のテープは再走査されません。
テープライブラリによっては、このオプションを使用できない場合もあります。
ドライブ読み込み再試行
このフィールドの値は、SCSI モードセンスの結果として LibMON が最初に設定します。この設定は、変更することができます。
  • 「入」に設定すると、ドライブ読み込み再試行機能が有効になります。
  • 「切」に設定すると、ドライブ読み込み再試行機能は無効になります。
注: この設定は変更しないことをお勧めします。
テープライブラリによっては、このオプションを使用できない場合もあります。
デバイス名
ロボット
このフィールドには、メディアチェンジャーのデバイス名が表示されます。この値は、ライブラリの作成時に入力されています。
テープドライブ x
このフィールドには、テープドライブのデバイス名が表示されます。この値は、ライブラリの作成時に入力されています。
しきい値の設定
「しきい値の設定」ボタンをクリック(各デバイス名フィールドの右側にあります)すると、デバイスの「しきい値の設定ダイアログ」ボックスが表示されます。しきい値の設定についての詳細は、しきい値ベースの通知を設定する を参照してください。
このオプションは、「ライブラリ属性ブックの作成」ダイアログボックスでは使用できません。
連絡先
連絡先名
このリストボックスを使用して、ライブラリの連絡相手を選択することができます。このリストは、「連絡先リスト」ページ上の連絡先から作成されます。
電話番号
このフィールドには、連絡先に対して定義された電話番号が表示されます。
電子メールアドレス
このフィールドには、連絡先に対して定義された電子メールアドレスが表示されます。電子メール通知が有効になっていて、ライブラリ可用性ベースまたはしきい値ベースのイベントが発生すると、表示されている各電子メールアドレスに電子メールメッセージが送信されます。
アクション -- ライブラリ使用可能時アクション
電子メール
ライブラリ使用可能時アクションは、ライブラリが使用可能になったときに起動されます。
このフィールド(電子メール)を使用して、ライブラリ使用可能時イベントの電子メール通知を有効または無効にすることができます。
  • 「入」に設定すると、電子メール通知が有効になります。
  • 「切」に設定すると、電子メール通知は無効になります。
ユーザー定義
このフィールドを使用して、ライブラリ使用可能時のイベントのユーザー定義通知を有効または無効にすることができます。
  • 「入」に設定すると、ユーザー定義通知が有効になります。
  • 「切」に設定すると、ユーザー定義通知は無効になります。
アクション
このリストボックスを使用して、ライブラリが使用可能になったときに LibMON が実行するユーザー定義コマンドを選択することができます。ライブラリ可用性ベースの通知を設定するコマンド定義ファイルを作成する を参照してください。
アクション -- ライブラリ使用不可時アクション
電子メール
ライブラリ使用不可時アクションは、ライブラリが使用不可になったときに起動されます。
このフィールド(電子メール)を使用して、ライブラリ使用不可時のイベントの電子メール通知を有効または無効にすることができます。
  • 「入」に設定すると、電子メール通知が有効になります。
  • 「切」に設定すると、電子メール通知は無効になります。
ユーザー定義
このフィールドを使用して、ライブラリ使用不可時のイベントのユーザー定義通知を有効または無効にすることができます。
  • 「入」に設定すると、ユーザー定義通知が有効になります。
  • 「切」に設定すると、ユーザー定義通知は無効になります。
アクション
このリストボックスを使用して、ライブラリが使用不可になったときに LibMON が実行するユーザー定義コマンドを選択することができます。ライブラリ可用性ベースの通知を設定するコマンド定義ファイルを作成する を参照してください。
サービスモジュール
シリアルポート
このフィールドには、サービスコマンドをライブラリに発行するために使用するシリアルポートが表示されます。デフォルトの設定は、/dev/ttya です。


  1. 必要に応じて、このページの設定を変更します。

  2. 「適用」をクリックして、変更内容を保存します。


注 - 「適用」をクリックしないで別の LibMON ページに移動すると、変更した内容はすべて失われます。

    以前に保存した設定に戻すには、「リセット」をクリックします。

ライブラリを削除する

  1. 削除するライブラリを選択します。

  2. 「選択」メニューで、「削除」をクリックします。

    削除の確認を求めるダイアログボックスを LibMON が表示します。

  3. ライブラリを削除する場合は、「はい」をクリックします。

    LibMON は、そのライブラリをライブラリ管理領域から削除します。